隣の部屋にいる絶対王子様 part９

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パステルカラーの水色の水筒を持って会議室に。




いたジャンの会議だ。




パソコンはカバンに入っている。



銀の丸メガネをかけて、白のピアス。




少しファッションにこだわりすぎかな？なんて思いながらもいつも仕事に来ている。





会議室のドアを開けると、ある程度の人が来ていて。



私はいつもの定位置に座り、パソコンを開ける。



資料を全員の机に置いていき、呼吸を整える。




プロデューサーが来たところで会議が始まる。



ﾌﾟﾛﾃﾞｭ-ｻ-「じゃあ、始めようか」



「あの、少しいいですか？」



私はプロデューサーを見て言う。




プロデューサーは何かを悟ったようで頷いた。




「少し前から、スタッフの間で私と山田涼介くんが付き合っている....と言う噂があったの、覚えていますか？」



そう聞くと、ある程度の人が頷いて。



「その事についてです。
山田くんは数日前に熱愛報道が出ました。


この間の撮影をしている時に気づいた方もいるかもしれません。
この間、私と山田くんは喧嘩をしていました。

その喧嘩の内容は、プロデューサーにも伝えています。
私は、山田さんとお付き合いをさせていただいてます。

これから、報道など出てくるかも知れません。
二人で話し合い、信じている皆さんに話そうと決めました。
私情を仕事に挟み込んでしまい、申し訳ありません」



私は立って頭を下げる。



多分、批判が来るだろう。



ﾌﾟﾛﾃﾞｭ-ｻ-「青山、顔をあげな。」


そう言われ、顔を上げる。



スタッフを見ると、みんな笑っていて。



ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ「悪い。俺、みんなに言ってたんだ。

何があっても青山を信じてやってくれって。」



ｽﾀｯﾌ「そ〜だよ、Aちゃん。
ここには攻める人なんていないって」



みんな頷いて。


「ありがとう、ございます....」




涼介に報告だな....

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