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女優「なんか安心しちゃった。
ごめんなさい。
あなたが雄くんの彼女だと思っていたの。
私の方が仕事として長く一緒にしてるのに、
会ったばかりなのになんで仲がいいんだろうって。」
この子は、恋する乙女だ。
少し照れたように笑い、頬を赤くしている。
撮影が休憩に入る。
「分かるよ、その気持ち。
不安になるよね、好きな人が知らない人と話していたら。」
雄「A、水は？」
雄が歩きながら来る。
私はカバンからペットボトルの水を差し出す。
雄「あれ？俺がいない間に仲良くなったの？
A嫌いって言ってなかった？」
「ちょ、言ってもないこと言わないでよ。
ね、雄の弱点教えてあげようか？」
雄「はぁ？！
やめろよ？！佑茉ちゃん、気にしないでね。」
佑茉ちゃんとは女優さんの事だ。
佐藤佑茉 (さとう ゆま)。
佑茉「え〜。Aさん、教えてください！」
「いいよ〜。
んーとね、まず膝が苦手だよ。
触っただけで怒るもん」
佑茉ちゃんは少し笑う。
雄は呆れ、怒る気も無いみたいだ。
雄「そう言えば来週の火曜、どうするわけ？」
「どうするもなにも６時には家着くように帰るけど？」
涼介にご飯は頼んで。
佑茉「火曜日何かあるんですか？」
「あぁ。私と彼氏が喧嘩してた時に仲直りさせてくれたって言うか...。
ま、お礼？」
佑茉「私も行きたいです！
Aさんの彼氏も気になりますし」
あれか、私と雄を一緒にいさせたくないって奴か。
「うん。いいよ。
まぁ....
私と彼氏のこと、誰にも話さないってことを守ってくれたら。」
私は声を低くして、佑茉ちゃんの目を見る。
少し怯えた様子で頷いた。
「よし！約束ね。」
私はそう笑顔で言う。
私より身長の低い佑茉ちゃんの頭を撫でてあげる。
雄「声低くすんなよな。
ビビるから。」
雄は私の頭を叩く。
佑茉ちゃんのこと、まだ信用出来ないからね。
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りんりん - 最初から読ませていただきました。とっても面白いので、ついつい目がいってしまうくらい大好きです♪これからも、頑張ってください♪ (2017年5月1日 20時) (
レス) id: 67f0c8330a (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - 優衣さん» ありがとうございます！ほんとですね！教えていただきありがとうございます！ (2017年4月26日 17時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - 山田華怜さん» ありがとうございます！えぇ？！頑張ります！ありがとうございます！ (2017年4月26日 17時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)
優衣 - こんばんは！移行おめでとうございます！あの、256ではなくて266ではないでしょうか？ (2017年4月25日 22時) (レス) id: 887a6a7fb5 (このIDを非表示/違反報告)
山田華怜 - こんにちは!! 私この作品大っっ好きです!! ゲーム時間決まってるのに、ほとんど一日中見てました笑 これからも更新頑張ってください! 応援しています!!! (2017年4月17日 17時) (レス) id: 64fbe7ebd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美花
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami03071/
作成日時：2017年4月6日 23時
