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中から伊野尾くんの声がして。
私はドアを開け、中に。
伊野尾くんしか居なくて、静かだ。
伊野尾「あ、A」
「うん。で、どうしたの?」
私はドアを閉め、壁に寄りかかる。
伊野尾「いやぁ、さ.....
俺ってそんなに女の子っぽいかな?!」
え?
伊野尾「いや、ね、よく女の子見たいって言われるんだけど、Aはどう、思ってるかなぁ〜....なんて....」
「そら、性別上男性なんだから。
まさかそれだけのために呼び出したの?!
うっそぉ...。
私、仕事あるから。じゃあね。」
私はドアノブをつかみ、ドアを開ける。
伊野尾「ちょっ....!
待って!!A!」
と、手首を掴まれる。
なにか焦ってるような、恥ずかしそうな顔だ。
すると、腕を引っ張られたと思えば、伊野尾くんの胸の中に。
ドアはガチャン。
と音を立てて閉まった。
「なに?
言わないとわかんないよ。
そこまで女の子って言われるのが嫌なの?」
伊野尾「違う....。
ごめん、違うんだ。
山田とAがこんな状況なのに、ごめん。
俺、ずっとAのことが好きだった。」
伊野尾くんは私を離して、肩に手を置いた。
私は伊野尾くんの顔を見る。
とっても真剣な表情で。
「そうとは知らず....ごめん。」
私は少し目をそらす。
山田「おはよ〜....え?」
ちょうど、涼介が来てしまった。
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美花(プロフ) - えむさん» 思いますよwありがとうございます!w (2017年3月28日 22時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - あ、やっぱ思います?笑でも毎回更新楽しみにしてますよ! (2017年3月28日 21時) (レス) id: cd9f16a906 (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - えむさん» わかりますwばりばりめんどい女ですよねw絶対友達になりたくないタイプですw (2017年3月28日 13時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - だんだんこれ読んでたら主人公の自分が苛々しますねwめんどくさい女だわwこんな人リアルにいたらアウトの人だわw (2017年3月27日 23時) (レス) id: cd9f16a906 (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - タコライスさん» マジですか?!泣いたと言われたのは初めてです笑 ありがとうございます!楽しみにしててください! (2017年3月26日 20時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami03071/
作成日時:2017年3月24日 21時