隣の部屋にいる絶対王子様 part４

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お弁当は仕事をしながらで。



涼介がキャラ弁を作っていた。




なんだっけ。




くる....すけ？



確か涼介のキャラクターだとか。




お弁当を開けて見た途端私は少し閉めた。




いくらなんでも可愛すぎる。




もう一度開け、食べようとする。




部長「うわぁ〜！
可愛いね。なんて言うキャラクター？」


部長がお弁当を持って私の席に。



「同居してる人が作ったのでよくわかりません....。
まぁ、美味しいんですけどね」

くるすけのおにぎりを半分に割って食べる。

無残だ......。



部長「じゃあ、器用な子か」




「たぶん、器用だと思いますよ？
スノードームも前に自分で作ったって言ってましたし。」



私はあまり器用じゃないからなぁ....。


部長「子供に私もよく作ってあげるんだけどね、サンリオとか。

『ママ、なにこのキャラクター』って怒られるの。
似てないってね」


部長は不器用なのか。




「ふふっ。そうなんですね」



部長「うん。だから、キャラ弁は旦那の役目」




旦那さんかぁ。



「料理出来る男性ってなんだか萌えますよね。」



部長「わかる！後ろ姿とかね！」



結構私が作ることが多かったから、涼介に頼んでみようかな。



キャラ弁は辞めてって言うけど。

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