3−22 -伊野尾- ページ22
山田の携帯にAから電話が入った。
それは、迎えに来いと言うことだった。
山田が迎えに行き、帰ってきたと思えば、
Aはとても辛そう。
顔が真っ赤で、今でも倒れそう。
みんな、それがわかったのか、いつも以上に気を使っている。
それは、俺も同じ。
曲が始まった時のこと。
俺はAの後ろだから、ダンスが鈍くなっていたのが分かる。
なんでそんなに辛そうなの。
なんで教えてくれないの。
あ、俺今、喧嘩してるんだった。
最後の方。
花道を歩いている時だ。
Aが膝をつき、息苦しそう。
周りは騒然とする。
俺らはAのパートも歌う。
そんな時だ、目の前にいたAが倒れた。
俺は倒れる寸前で、Aの体を支え、メンバーは、周りを囲み、見えなくする。
伊野尾「A?A!! 」
マイクに声が通る。
有岡「いのちゃん、マイク...」
大ちゃんが、マイクを取ろうとする。
でも俺は
伊野尾「マイクより、Aの方が大事!!!
スタッフ!救急車、救急車を呼んでよ!!!」
薮「まず裏に運ぼう。」
薮のその声に、俺はAを抱き上げる。
とても軽い。
本当に食べてるのかというほど。
裏につくと、スタッフも慌てていて、NEWSさんが駆け寄ってきた。
増田「A?!」
増田くんだ。
手越「やっぱり、無茶してたんだよ....。」
俺はAを並べられた椅子にそっと寝かせる。
八乙女「何がですか?」
手越「あれ?知らないの?
A、昨日までずっと映画の撮影だったんだよ?
それに、スケジュールもツメツメで。
寝てる時間が長くて3時間。
短くて1時間もなかったみたい。」
その話しに俺らは驚いた。
Aが映画の撮影をしていた事にはもちろん驚いたが、最も驚いたのは、睡眠時間。
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伊野尾りな(プロフ) - 完結おめでとうございます!いつも、楽しませていただき、ありがとうございました。ツイッター、フォローしました。これからも、お願いします! (2016年2月23日 23時) (レス) id: 0ce1226ef3 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾結衣 - サイコーに面白くすぐ読み終わりました!これからも頑張って下さい! (2016年2月16日 20時) (レス) id: 96e051d141 (このIDを非表示/違反報告)
ミツlove - 何回も読みたくなる程、素晴らしい作品で私のお気に入りです!!リクで主人公ちゃんと慧のpinkが見たいです♪お願いします☆ヽ(▽⌒*)更新楽しみに待ってます!!身体に気を付けて頑張ってください!!応援しています\(^o^)/ (2016年2月14日 22時) (携帯から) (レス) id: fa8cf9b19a (このIDを非表示/違反報告)
芹川。(プロフ) - 完結おめでとうございます!! とても読んでいてワクワクするような、楽しい作品でした。また別な作品でも、頑張ってください! (2016年2月12日 17時) (レス) id: 8212b373e8 (このIDを非表示/違反報告)
ミカンor美加 - 完結おめでとうございます!新しい作品でも頑張ってください! (2016年2月12日 17時) (レス) id: 187dd040bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ryoukainou/
作成日時:2016年1月28日 19時