元JUMPのメンバーは、自称主婦をしてます！Ⅲ (ページ13)

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「んっ....。」

目に光が入り、起きる。

顔を上げてボヤけた目を細める。

「......誰」

元々低血圧で、機嫌が悪い。

知念「おはよ」

「......なんだ。侑李か。
...........なんで部屋に居る？」

低血圧が戻らずそのまま話す。

でも、低血圧のことをわかっている侑李は、恐れず普通に接してくれる。

知念「もう夜だよ。
みんなが家に来てて、涼介が作ってるから。」

だんだんと血圧が上がってきて、元に戻る。

時計を見ると夜の８時。

起こしてくれれば良かったのに。

そう思いながら、ベッドから出る。

立ち上がると目眩がして、バランスを崩す。

その場に座り込み、目眩が治るのを待つ。

知念「どうかした？」

「目眩がしてさ。」

少しすると目眩が治り、侑李に手伝ってもらい立つ。

「ごめん」

手を握りながらリビングに行く。

リビングから明るい笑い声が。

その笑い声が頭に響き、頭が痛い。

そのため、侑李の手を強く握る。

ちょうどドアのところだったため、みんなに見られなくてすむ。

知念「大丈夫？」

「頭が....痛い。」

侑李の肩に頭を預ける。

廊下にあった椅子に座り、頭を抱え込む。

そんな時、リビングのドアが開く。

山田「あれ？もう来てたの？」

リビングから、自前なのか赤のｴﾌﾟﾛﾝｦつけて、片手におたまを持った涼介が。

有岡「おっ？！来てたなら、入れよ～！」

大貴が近く来て声を出す。

その声に私は肩を震わせ、頭を抱え込む。

知念「ごめんA、気分が良くないみたいだから。」

立ち上がると、また目眩がして侑李の胸に飛び込んだ。

息が上がり、あまり息が吸えない。