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大野復帰の初仕事はニュースZEROの取材。
櫻井と二人、村尾さんにインタビューされる。
「お久しぶりです、村尾さん。」
「櫻井くん、ひさしぶり。元気そうだね。」
「はい。顔はまだ不完全ですが、他はなんとか。」
「大野さんも、大変な目に遇われましたけど。」
「はい。ファンの皆さん、それから俺等にかかわる
人たち、などたくさんの方にご心配をおかけしま
した。もう元気です。」
「お二人の元気な姿をこうして直に見ることができて、
本当にもう大丈夫なんだなと、実感してます。
所で、櫻井さん、事故の時の様子を詳しく伺っても
いいでしょうか？」
「はい。勿論。」
静かに進むインタビュー。
正直、俺はあの日の真実を語る事ができず、
困っていた。
「突然、海が荒れて、嵐になったんです。」
波間に見えた女性に手を引かれた事は内緒に
したまま、なんとか話終わった。
「「お疲れさまでした。」」
インタビューを受けた部屋をでて、楽屋に帰る。
楽屋につくなり、大野はソファーへ倒れこんだ。
「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
安堵の息がでた。
「あはははは(笑)大きなため息だなぁ〜」
櫻井が笑いながら大野を見るた。
「んだぁってさ、嘘つくの疲れるじゃん。」
「何、言ってるの(笑)智くんは嘘はついてないでしょ？
黙ってただけで。」
そう言って笑う櫻井に大野は
「そうだけど、それって屁理屈じゃん。」
そう言って大野が唇を尖らせた。
その姿を見た櫻井はデッレデレの顔で大野を
見守っていた。
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作者名：sayanちゃん | 作成日時：2015年10月28日 12時
