9 アップルパイ ページ10
「おかえり〜Aちゃん。」
『ただいま、おばさん。』
「ラーメンどうだった?」
『とっても美味しかったよ〜!』
「よかったわね〜」
家に帰っておばさんと少し話をしてから、お風呂に入った。
やっぱりお風呂は温かくて好き。
私の好きな事ナンバー1に入ってもいいくらい。
でも、1番はみんなの役に立つこと。
2番は…アップルパイを食べることかなぁ。
そうだ、ご近所さんからもらったりんごがあったんだった!
アップルパイ作ろう〜っと!
私はお風呂から出た。
『おばさん、アップルパイ作っていい?』
「いいわよ〜。あ、完成したら私にも食べさせてね〜」
まずは、りんごの皮をむくんだよね。
私は不器用なのでピューラーでしゃっしゃっと皮をむく。
よし、あとはりんご芯をとってくし切りにして、5ミリくらいに切るんだよね。
「……」
『……』
ザクッ、ザクッ。
…おばさんがすごい心配した目でこっちを見てくる。
そして、ビスケットを袋に入れて粉々にする。
まあまあ、ここは余裕かな〜?
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作者名:みなみな美奈紀 | 作成日時:2023年8月15日 13時