検索窓
今日:18 hit、昨日:27 hit、合計:7,895 hit

21 帰り ページ22

しばらくして…



「すみません、私はそろそろ帰らせていただきます。」



『あ、ありがとね〜教えてくれて!またね〜』



「気をつけて帰れよ、柳生。」



柳生くんは帰ってしまった。

でも、本当に分かりやすかったなぁ。

そして、柳くんと2人きりになった。



『…あともうちょっとだけ付き合ってくれる?』



「構わない。」



『えっと、ここなんだけど…』



ーーーーーーーーーー


結構暗くなってきてしまった。

柳くん大丈夫かな?



『そろそろ終わりにするね、もう暗いし。』



「あぁ、そうだな。」



『教えてくれてありがとね。』



「俺でよければいつでも教えてやる。…もう暗いし、今日は送っていこう。」



『いいの?じゃあお願いしよっかな〜』



こうして、柳くんに家まで送ってもらうことになった。


本屋の外に出てみたけど…やっぱり結構暗い。

ちょっと怖いなぁ…

柳くんは歩き始めたので、私も並んで歩き始めた。



「暗いのが怖いか?」



『あ、うん…柳くん、手繋いでもいい?』



「…構わない。」



少し安心するかなと思って、柳くんと手を繋いだ。

やっぱり安心する…

22 手を繋ぐ→←20 勉強会



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
44人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みなみな美奈紀 | 作成日時:2023年8月15日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。