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14 脱出 ページ15

『それより、赤也くん、きついよね。私太ってるから。』



「い、いや!大丈夫っす!それに、先輩のは太ってるじゃなくて…」



『うん。』



「な、なんでもないっす!」



赤也くん、大丈夫かな?顔も真っ赤だし、苦しいのかな?

私は必死にここから出る方法を考えた。



『…あ!私と赤也くんでロッカーの扉押せば、開くかもしれない!』



「たしかにそうっすね!やってみましょう!」



『いくよ〜せーの!』



「わー!そんなにくっつかないでくださいっす!」



バンッ!

あ、開いた!



「…これは意外じゃったのう。」



『仁王くん、なんでこんなことしたの?』



「…可愛い後輩をからかうのに理由が必要か?」



『私は大丈夫だったけど、危ないからこんなことしないでね。』



「プリッ。」



こうして、なんとかロッカーから脱出し、仁王くんを反省させた…のかな?


ーーーーーーーーーー



「仁王先輩、まじで心臓爆発すると思いました…」



「良かったな赤也。」



「べ、別に!」

15 地区予選→←13 ロッカー



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作者名:みなみな美奈紀 | 作成日時:2023年8月15日 13時

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