【皆帆和人】私の幼馴染みは推理オタク！？【イナギャラ】

一目でわかるよ ページ37

貴「はぁ…」

小さなため息を零しながら、私はショッピングモールのベンチに腰をかけていた


ダメだなぁ私…誰1人説得できてない。
こんなんじゃダメだよね…日本代表のマネージャーになるのに…こんなんじゃ…っ


？「………(そっ)」


貴「うをああああ…っっ！！！？？」


誰！？ 誰…！！ いきなり目を隠され、私は飛び上がった。


？「くすっ そんなに驚かないでよ、」

そう言った、聞きなれたこの声の主は…

貴「な、何だ…ビックリさせないでよね、和人！！」

そう、皆さん同じみ 皆帆和人くんです。

皆「そんなこといっても、呼んでも気づいてくれなかったのはAだし…( ˘･з･)」

なんて顔してんだ…w

貴「ご、ごめんごめん… ちょっと、考え事……。」

きっと今、私は情けない顔をしてるだろう。

そんな顔…見せたくなくて、私は少しだけ顔を伏せた。

皆「・・・どうしたのさ、下なんか向いて。
キミらしくない。」

そう言って隣に腰掛けて、私の顔を覗き込む。

貴「な…なによ…っ」

皆「・・ね、そんなに 『私は日本代表のマネージャーに向いてないんだ。』って顔しないで？」

貴「ちょぉっ！！？」

皆「ん？」

貴「いや、そんな平然としないでよ！」びしぃっ

皆「わぁ 華麗なるツッコミ∩^ω^∩」

まったく……。
和人はホントに昔から変わんない。

私は軽くため息をこぼすと同時に

皆「……一目でわかるよ。」


と囁いた和人の顔は


昔から変わんない、優しい笑顔だった。

自分らしく→←井吹くん

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