【皆帆和人】私の幼馴染みは推理オタク！？【イナギャラ】 (ページ36)

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井吹くんページ36

次に私が来たのは……

貴((…！やっぱりいた！！))

そう…私が見つけたのはバスケのドリブルしてる…井吹くん。

貴((バスケできる体育館があるって聞いて来てみたら…))

そう。道行く人にプチききこみをしたのだっ！！ｴｯﾍﾝ←

さて・・どう声かけよう…

見るだけでもわかる。…めっちゃ真剣←

貴((邪魔しちゃ悪い…？いや、でも彼は日本代表で・・ｳｰﾝ))

その時・・

ダァンッ！！

貴「わぁ…っ！！！」

ダンク…！？今ダンクしたよね…！！
すごい・・っ！！

あまりの衝撃に声が出てしまったので

井「ん…？」

当然、井吹くんもこちらに気づく(^ω^)

貴「は…！！ご、ごめん！
それより…ダンク、すごいね！！」

私は感じたことを素直にのべた。

井「あ、あぁ…。サンキュ。」

それだけ言うと背を向けて、またドリブルを始めようとする。

貴「あ…！ま、まって！！」

とっさに引き留めた。

井「……なんだ。」

顔をちょっとだけ私に向けてる井吹くんはちょっと機嫌が悪そう・・(

貴「えっと…練習！サッカーの練習にでてほしいの！！」

…思いきって言った。

・・・

しばらくの謎の間←
そして……

井「・・あ。アンタ、イナズマジャパン？のマネージャーか。」

…！？

貴「え…っ！まさか気づいてなかった…！？！？」

井「あぁ。悪いな。」しれっ←

さすがに……ショックだよ！？

貴「な、なら！ちゃんと覚えて！！今！！ｽﾞｲｯ
私、海月A！！うーみー月！！覚えた！？」

顔を近づけ大声で言った。

完璧だろ？←

井「お、おう… 海月な。」

そういって押し退けられた、
覚えてくれたかな・・

貴「…って！そうじゃなくて…！！
井吹くん、サッカーの練習に出てください…！！」

私が大声で言うと、背を向けたままドリブルを止める井吹くん。

井「俺は…俺の好きにやる。サッカーなんか興味ねぇ。ジャマすんな。」

さっきとは声のトーンが違う

私は思わずビクッとした。

貴「あ…え、えっと……。ご、ごめんね！！
気が向いたら、きっと来てね。待ってるから…！！」

そうだけいい、私は逃げるように体育館から出て行った。

井「俺は……いらねぇ。
仲間なんか…いらねぇ！！」

ダァン！！

私の耳に、さっきとは違う。
ボールとは違う何かをぶつけたようなダンクの音が体育館から聞こえた。