【皆帆和人】私の幼馴染みは推理オタク！？【イナギャラ】 (ページ22)

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ドロボー！？ページ22

貴「よ…っいしょっと！

ﾌｰｯ;;…
これで全部だよね！」

フィールド横のベンチにみんなのドリンク等を運び終えて一息つく｡

葵「・・・・

もうすぐですね､試合…｡」

一緒にドリンクを運んでた葵ちゃんが険しい顔で言う

貴「うん…あと15分か……」

みんな、ちゃんと準備終えたのかな…？

貴「うーっ！私も緊張してキター(＞＜)」

葵「ふふふw

Aさん、一旦私達も控え室に戻りましょうよ!!
天馬からの意気込みもあるだろうし！」

貴「うん、そうだね！」

そう答えて私達2人はフィールドをあとにした。

みんな…まだ出会ってばっかりだから
この試合で少しでもみんなが１つになってくれたらいいな…

そんな淡い希望を抱きながら控え室へと向かった

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

…だが､私の希望は儚く散ってしまった

in控え室

真「しらをきったって無駄ですよ､もうわかってるんですから」

瞬「だから俺はなにも…」

何やら瞬木くんと真名部くんが言い争っていたしていた

貴「ちょっ！ちょっとどうしたの！？」

とりあえず止めに入ろうと口をはさむ

ウィーン

天「財布がなくなったって、本当なのか！？」

キャプテン達が声を上げながらはいってきた。

どうやらキャプテンも今この状況を知ったのだろう

貴「で、でも…そんなこと瞬木くんがするはずないよ！
なんで瞬木くんを疑うの！？」

天「そ、そうだよ！見た訳じゃないんだろ！？」

真「逆に盗んでないとも言い切れないはずです｡
それに僕だってちゃんと根拠くらいあります。」

天/貴『根拠？』

真「瞬木くんは…

以前盗みをして捕まったことがあるんですよ！」

天「ぬ、盗んだって…！そんなの…

瞬木……？」

キャプテンが瞬木くんのほうを不安気な目で見る

瞬「…オレはやってない。」

真「…皆帆くん、君はどう思います？」

皆「確証が必要だね。
現状では、まだ状況証拠すら存在しない…
君の推理、まだまだ穴だらけだな。」

真「どっちの味方なんですか君は！」

皆「しかし…天「やめるんだ！！」

ウィーン

み「そろそろ試合が始まるわ。
みんな、フィールドに集まってちょうだい。」

みのりちゃんがみんなにそう告げにやってきた。

瞬「…っ！ダッ」

瞬木くんが走り出した。

天「ちょっ瞬木！！」

キャプテンも後を追う。

貴「二人とも！？あと５分だよ！！？」

そういって私も二人のあとを追った。