第4話 ページ8
DAIKIside
あの後、まさきにぃの植物(魔法)でどんどん片付けられていく部屋をただボーッと見ていた。
「大貴。……これ。」
さとにぃが紙袋を俺に突き出してきた。
「さとにぃ。…………新しい、制服……?」
俺は紙袋を受け取り、中を見ると制服が入っていた。
「そう。その、あれじゃん、、その服、もう使い物にならない……じゃん?」
さとにぃはこちらを伺いながら言う。
「……ありがとう、さとにぃ。」
「ほら、早く着替えないと。入学式、終わっちゃう。」
かずにぃがさとにぃの後ろからひょこっと顔を出した。
「かずにぃ……。入学式、、間に合うの、、?」
「急いで着替えて翔さんの時の魔法を使えばね。」
「ほら、大貴。早く着替えろ。入学式、行くんだろ?」
「翔にぃ!……うん、でも、」
部屋の惨状を見て少し渋る。
「大丈夫、ここは任せといて。ここは何とかするから。……相葉さんが。」
「じゅんにぃ!」
「俺かよ!!……でも、まぁ。早く行っといで!その方が、大貴のお母さんもお父さんも喜ぶんじゃない?」
まさきにぃが微笑み、俺に言った。
「……わかった、俺、行く!行くよ、入学式。」
俺は急いで着替えて翔にぃとガーディアンズ魔法学校へと瞬間移動した。
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NICO - 私が好きな魔法のお話だ!これからの話、楽しみにしてます!更新、頑張ってください!(^^) (2019年7月18日 10時) (レス) id: a3ab14ca88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:choco | 作成日時:2019年6月30日 23時