検索窓
今日:19 hit、昨日:5 hit、合計:50,394 hit

その後の話・男性side3 ページ31

続き





トニーside




実に驚いた




ジイさんでそういう恋路の経験が

少ないとは思っていたが

まさかここまでとは



つまりだ、こういうのを両片想いという



キャップは彼女が好きだが

まだ彼女がサツキのことを好きだと思っている


ここまでくると呆れるを通り越して感心するよ


もしかしたらと思い、ナターシャに連絡してみると





ビンゴ





彼女も同じ勘違いをしているらしい

そして僕の推測によると

サツキへの思い、というのは親子に近い





結論を言うと、どちらもウブすぎるんだ




こっちが恥ずかしくなってくる

ここは僕が一肌脱ごうじゃないか





ト「キャップ」

ス「なんだ?」



ト「僕は好きな女は死んでも落とすべきだと思う」


ス「は⁉」





言葉だけで赤くなるんじゃまだまだだな





ト「君も彼女も、僕達は仕事上
いつ死ぬかわからない」





僕の真剣さが伝わったのか、

黙って僕の話を聞いている





ト「君も凍る前に死ぬほど後悔しただろう?
そうなる前に伝えるべきだ」





そうだろう?、と彼の方を向くと

どうやら決まったようだ

さあ純粋なジイさんの答えを聞こうか





スティーブside





スタークの言葉で目が覚めた



ペギー


君とダンスの約束をしたまま

凍ってどれだけ後悔したことか



後悔するのはもう十分した




そこに彼女が現れたんだ



もう同じ思いはしない

気持ちは決まったが問題はここからだ





ス「でもどうやって伝えればいいか、
わからないんだ」



そんなことか、とため息をつくスターク





ト「僕なら高級レストランの一つや二つ貸し切るが
君には早い」


ク「誰でも早いわ」





バートンの言ったことを無視して続ける





ス「じゃあどうすればいいんだ?」




そう言うとスタークは人差し指を立てて





ト「男らしくズバッと言えばいいだけだ」

ス「そう言うものか...」




男らしく、ズバッと........




ク「おい、キャプテン何かぶつぶつ言ってるぞ」

ト「どうやら助言し過ぎたみたいだ」





見るからに不審なスティーブを置いて


2人は眠りについた





その後の話 fin.

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)


←その後の話・男性side2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (59 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
118人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ばくだん(プロフ) - やのと。さん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2019年5月27日 7時) (レス) id: 814e02a417 (このIDを非表示/違反報告)
やのと。(プロフ) - ばくだんさん» もうほんとせびお願いします() ばくだんさんの小説大好きなんです、 (2019年5月26日 22時) (レス) id: 32a943ab58 (このIDを非表示/違反報告)
ばくだん(プロフ) - やのと。さん» 本当に公開しようかな....(((ありがとうございます!! (2019年5月26日 19時) (レス) id: 814e02a417 (このIDを非表示/違反報告)
やのと。(プロフ) - 2つの小説めちゃくちゃ見たいのでぜひ公開を...!!! (2019年5月26日 19時) (レス) id: 32a943ab58 (このIDを非表示/違反報告)
ばくだん(プロフ) - アダ子さん» ( 'ω')クッ!お優しい方だ!!!ありがとうございます! (2019年5月26日 15時) (レス) id: 814e02a417 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ばくだん | 作成日時:2019年5月22日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。