ようつべパラダイス

3月9日 東海オンエア ページ6

この話､メインはざわくんとなっています！
ごめんなさい｡ざわくん推しなものでして…
でも、安心してください！他のメンバーも出します！


YouSide

キーンコーンカーンコーン…

先｢みんな真っ直ぐ家に帰るように！｣

女｢帰ろ！｣

女2｢り〜｣

ｻﾞﾜｻﾞﾜ

やっっっと終わった｡

3年になったら受験があるからあっという間だと思ってたのに…むしろ逆！！

はぁ､とため息をついて机の上を片付ける｡

友｢帰っぞ！｣

あ｢ほーい｡ちょっと待って｣

後ろに荷物を取りに行き戻ってくる｡

友｢帰っぞ〜｣

あ｢はいはい｣

友だちに適当に返事をして帰ろうとした時､誰かに名前を呼ばれた｡

振り返ってみるとそこには私よりちっちゃい男子が立っていた｡

虫｢ねぇ、A｣

ざわくんだった｡

私とざわくんは幼馴染で家が隣｡私の母親もざわくんの事を自分の子供のように思っている｡だからよく比べられる｡

例えば､｢ざわくんは学級委員長で頭がいいのにAはクラスの環境係で馬鹿…ママは悲しいわぁ｣って｡

その事を知らないざわくんは高校生になっても仲良くしてくれる｡最近は結構複雑なんだよ…

そんなざわくんが私に何の用があるんだろ｡

あ｢なに？｣

虫｢一緒に帰らん？｣

あ｢へ？｣

唐突すぎで変になった｡

あ｢ごめん、今日友だちと帰るんだ｣

友｢Aは貰った！｣

虫｢そうなん？それは困るなぁ笑｣

あ｢え？｣

私だけ時間が止まった感じがした｡

虫｢うそうそ笑 また明日ね！｣

颯爽と帰っていくざわくん｡

なんだろう｡なんかモヤモヤする…

ざわくんの事が好きという事に気付くのにはさほど時間はかからなかった｡

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