東海の紅一点 2

〃 ページ3

YouSide

し｢来たな！じゃあな！｣

しばゆーは私の耳元で｢頑張れよ｣って言っててっちゃんのところに行った｡

虫｢？｣

ざわくんは状況が理解できてないのか目を丸くする｡

あ｢ざわくん…｣

虫｢なに？｣

いつもの落ち着いた表情で優しく微笑む｡

あ｢彼女できた？｣

虫｢出来てないよ｣

あ｢そっか、良かった｣

虫｢え〜、なにそれ笑 意地悪だなぁ｣

あ｢あのね、ざわくん｡急で申し訳ないんだけど｣

虫｢うん｣

あ｢私ね初めて会った時からざわくんの事好きでした｡｣

虫｢、え？｣

あーもう終わった｡最悪｡

ここに居れなくなるじゃん｡

解決策をあれこれ考えてたら、

虫｢僕もだよ｣

あ｢え｣

虫｢僕もAの事好きだった｣

信じられない｡ざわくんが？

あ｢でも、｣

虫｢今Aの気待ちが知れてすっきりしたよ｡｣

あ｢うん｣

虫｢僕で良ければ付き合ってください｣

言い終わると同時に手を突き出してくる｡

あ｢はい｣

それに応えるように出された手を握り返した｡

し｢うぇーい！おめでとう！｣

て｢はぁ、やっと解放された…｣

し｢ぼくちん恋のキューピット♡｣

て｢お前ら遅せぇんだよ！｣

あ｢え？どういうこと？｣

遅いって？なにが？

ざわくんの方を見ると手で顔を隠してた｡

し｢言ってないの？虫さんも！初めて会った時から好きだったもんね〜｣

あ｢そうなの？｣

虫｢うん｣

トマトみたいな顔でコクっと頷く｡

その瞬間嬉しくて泣きそうになった｡

なんでもっと早く言ってくれなかったんだろう｡

私は今世界で1番幸せかもしれない｡









みことさんリクエストありがとうございました！
恋の相談だったのに膨らましすぎましたね汗
よければ次もお願いします！

【ダジャレは言うよりやる時代】無茶なダジャレ実現してみた！→←パパさん《みことさんリク》

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りょう

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