東海の紅一点 2

パパさん《みことさんリク》 ページ2

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ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

ん？誰か来た｡

ったく、せっかくの休みなのに誰だよ｡

内心イライラしながらドアを開けた｡

そこには黄色い金髪の人が立っていた｡

あ｢え！しばゆー！？｣

し｢お久〜！来ちゃった♡｣

あ｢久しぶり！って、今まで何してたんだ！｣

し｢ごめんごめん！ポンスがかわいくて…｣

そうだ、しばゆーパパだったんだ｡

あ｢まあいいや、入って！｣

リビングまで連れてきててっちゃんを呼ぶ｡

あ｢てっちゃーん！｣

て｢なんだー、今日は休みだぞー｣

長い髪を綺麗に(?)まとめてこっちに来る｡

し｢てつや、ほんとにそうなってたんだ笑｣

て｢ぬおっ！お前は柴田裕輔じゃねぇか！｣

約1ヶ月ぶりの再会の挨拶をしてまた自室に戻っていった｡

あ｢今日撮影無いからさ…｣

し｢ぼくちん泊まってく｣

あ｢ほんと！？｣

嬉しくて鼻歌を歌いながらお茶を準備してたら、

し｢お酒を用意しなさい｣

あ｢こんな昼間っからお酒は駄目でしょ！｣

し｢ええい！早くしやがれ！｣

イケボになったりベジータになったり大変だな笑

仕方なく冷蔵庫にあったビールを持ってしばゆーの所へ行く｡

10分後…

し｢ぼくちんが最近の悩みを聞いてやろうぞ｣

いきなり過ぎ笑

でも、滅多にないし一応既婚者だしいいかな｡

私の最近の悩みはざわくんとあまり喋れてないことかな…

し｢おぬし今虫眼鏡の事を想像したな？｣

あ｢ｷﾞｸｯ｣

悪いことしてないのに変に緊張する｡

ていうかなんで悟った？

し｢としみついわく虫眼鏡は小3のときには既に彼女がいた｡おぬしもそれは知っておるな？｣

もちろん｡幼馴染だし、としよりもずっと一緒にいるし｡ざわくんに彼女が出来たとき毎回辛かった｡

し｢しかし！今現在やつには彼女がいない！つまり、｣

しばゆーが言うことはなんとなくわかる｡

し｢第1回自分の気持ちを伝えよう！｣

あ｢なんじゃそりゃ｣

し｢そのままだ！今から虫眼鏡を呼ぶのだ！｣

あ｢なんでよ！｣

し｢仕方ねぇ、今回はぼくちんが電話しよう｣

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ ほんとにしてるし笑

私の気持ち言ったって振られるだけなのになぁ｡

し｢すぐ来るぞ｣

あ｢んー｣

し｢おい、わかったな？自分の気持ちを言うんだぞ｣

あ｢んー｣

振られて今の関係が壊れるくらいなら友達のままがいい…

ｶﾞﾁｬｯ

虫｢なに〜？しばゆー｣

来ちゃった｡来ちゃったよ…









続きます！

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りょう

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