一目惚れ． (ページ19)

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慧人side.

今日は久しぶりに仕事が落ち着いたから

あの喫茶店に行こう

ずっと通っていた喫茶店

マスターの入れるコーヒーが大好きでまだまだ舌がお子ちゃまだから甘いのだけど

ブラックを飲めるようになったらここのコーヒーを1番に飲むって決めてる

マスターはすごく優しい人で

僕がダンスを迷走していたときに喝を入れて相談に乗ってくれた

マ「お！慧人くん！久しぶり！！！」

「久しぶりです！マスター」

安心する顔がそこにはあった

マ「最近仕事はどうなんだ？」

「メジャーデビューもできて、だんだん仕事も増えてきました。でもまだまだです。」

マ「それはよかったなあ！今度デビューおめでとうの会でも開こうか^^」

「え！ほんとですか！！嬉しい！！でもマスター1人じゃ忙しいんじゃ、？」

マ「最近は姪がここでバイトしてるんだ」

「そうなんですか！マスターの姪の子みてみたいな、！顔は似てるんですか？」

マ「似てるのかな、、でも可愛らしい子だよ、慧人くんになら嫁に出していいぞ^^彼女はいないのか？」

「彼女はいないです。でもずっと好きな子がいます」

マ「そっか残念だな笑」

僕にはAちゃんがいる

きっと叶わない恋だけど、、、

どうしてもファンとアーティストの壁は超えることができない

喫茶店にきて1時間ほど経ったときだった

今僕が1番会いたいと思ってた人がそこに現れた