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case3:ミンギュ ページ3
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「「「お疲れ様でした〜」」」
やっと収録が終わって日付は変わっていた。
きっとヌナはもう寝てる。
「ミンギュ帰らないの？」
「んー、ビール買って帰る」
「コンビニ？俺も行く」
「来なくていいよ」
「あー、なるほどね、はいはい」
「うるさいな」
冷やかしは放っておいて。
とりあえずヌナにメッセージを送ってみる。
"おわったよ"
はあやっぱ、既読付かないか。
思ったよりも遅くなってしまったし、明日早いって言っていたし。
コンビニでビールを買って、スマホはポケットに閉まった。
"おつかれさま！"
スマホが震えて慌てて取り出す。
え、起きてた！嬉しい！
"起きてたの？！"
"うん、起きてる"
すぐに電話して、スマホからヌナの声がする。
起きてたっていう割に寝起きみたいな声がした。
「起こしちゃった？」
「んー？や、おきてた、、」
うそだよ、今起きたんだ。
胸が締め付けられる思いだ。
それでも俺は嬉しくて。
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作者名：m | 作成日時：2020年4月4日 10時
