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JK「ね、ねぇ…Aちゃん……」
Aちゃんが怒ってから数日、
俺とAちゃんの関係は良くなるどころか
益々悪くなってる気がする
ここんとこずっと謝ったり、ご機嫌をとったりしてるのに目も合わせてくれないし…
死にそう……いや、もうすでに精神は死んでる…
早く想いを伝えたいのに〜〜!
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貴『皆さん、ここから休憩です。お疲れ様でしたー!』
今日は雑誌の取材とともに撮影が行われた
皆さんに休憩を伝えてマネオッパの手伝いをしようと戻ろうとしたその刹那__
JK「Aちゃん!」
ガシッと手を掴まれて振り返るとグクくんがいた
貴『………何?』
逃げようがないので仕方なく返事をする
こんな失礼な態度、とっちゃいけないことはわかってる。
私はグクくんを支えなきゃいけないし、
何より、これは自分で決めたことだから。
でも、やっぱりグクくんに私の素直な気持ちを
蹂躙されたのかって思うと胸が痛くて
大好きな人にそんな事をされるのは
どんな事よりも辛くて…
JK「休憩時間、自由行動OKだよね?」
貴『…ええ、まぁ、近場であれば』
JK「じゃあ、一緒にお出かけしよ!」
..
マネオッパに"行ってこい"って言われたから
仕方なく………
いや、やっぱり嘘はつけないや。
グクくんが今でも好きだし、グクくんから誘ってくれるなんて、この上なく嬉しい
JK「ここのカフェ、行ってみたかったんだよね!
女の子達の間で流行ってるんだって!」
貴『…。』
どんな顔すればいいんだろ…
どうしよ、早く返事しなくちゃ
また無視されたって思われちゃう
JK「Aちゃんが喜ぶかなって色々と調べてみたんだ…!」
貴『あ、…りがとうございます……』
JK「んーん!いいよ!」
なんでそんなに私に優しくてくれるんだろ
本当…私サイアクな女だ。
帽子とメガネとマスクをつけてるのに
グクくんが笑ってるのがわかる。
やっぱりグクくんに謝ろう
私が嫌だなって思ったことも正直に話そう
コーヒーとお菓子を食べ終わり、
カフェを後にした
よし、勇気を出して…
貴『グクくん!あの___!』
前にいるグクくんが振り返るのと同時に
二、三人の男の人が声をかけてきた
男「ジョングクさんですよね?」
反射的に"ヤバイ、逃げなきゃ"って思った
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コウリン - すごくよかったです! これからも頑張ってください! (2018年3月4日 19時) (レス) id: a6076d68ce (このIDを非表示/違反報告)
ampm(プロフ) - メロンさん» 返事遅れてすみません!いつもご覧いただきありがとうございます!オチが思いつけば、作らせて頂こうと思います。 (2018年2月11日 18時) (レス) id: 290d3cbdc6 (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - いつも、見させて貰ってます!良かったらバンタンの紅一点小説を書いてくれませんか? (2018年2月9日 9時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ampm(プロフ) - ひなたさん» コメントありがとうございます!更新頑張ります!^o^ (2018年2月2日 13時) (レス) id: 290d3cbdc6 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き楽しみにしてます!これからも頑張って下さい!! (2018年2月1日 22時) (レス) id: 0b9483743a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ampm | 作成日時:2018年2月1日 0時