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［ 男気めんたい！めんたいこ！ ］
森「おおお！」
ジ「あああ！HAHAHA！」
京「おお！」
勝者は樹、高地、紫乃、そして俺。
『やったー！勝ったよ！』
田「うーわ、かわいい」
高「あはは！お前それどういう感情？」
松「勝ってめっちゃ嫌そうな顔してんのに喜んでる紫乃見て本音漏れてるよ」
森「ほんとさ、紫乃はなんでそんな前のめりなの？」
『みんなと星空見たい』
森高田ジ「かわいい〜！」
京「今度俺と行こ」
『みんな一緒がいいの』
松「あなたそんなこと言ったらマジで頑張っちゃう人いるんだから気を付けなさい？」
さらっと京本の誘いを断る紫乃をよそに鼻息荒くやる気を出す男が1人。
田「おっしゃー！俺が天井開けてやるよ！」
高「じゃあもう樹が優勝ってことでよくね？」
『あざーっす！ふふ』
松「えー！ここまできたらじゃんけんで決めようよ！」
嗚呼、こんなこと言わなければ。
次の勝者は高地と俺だった。
高「うわー！やばー！」
『B.I.Shadow 残ったね』
田「紫乃に星を見せるという俺の使命が、」
森「(この後すぐ開けられるの？)」
ス「(ライブ中は騒音とかで無理だから、バラした後なら)」
田「待って聞いて？今慎太郎が一応聞いてくれたんだけど、開けられるのライブ終わってセット片付けた後だって」
松「え？そうなるとやる意味ある？これ」
森「片付け終わったスタッフさんたちがね、見られるよね」
田「疲れてるところで上見ると星がね、見えるっていう」
ジ「AHAHAHAHA！」
『みんなと見たかったのに』
京「俺と残って見よう？」
『みんなで残る？』
京「さっきからずっとフラれるのなんなの？」
会場は笑いに包まれているけど、俺はそれどころじゃない。
やばい、どうしよう。
田「よし！最後いってみよー！せーのっ！」
結局こうなるのか。
なんかすっごい盛り上がっちゃってるし、みんな(主に樹が)やる気満々だし、なにより紫乃がとても期待してたし、俺の頭の中はそんなことがぐるぐるとまわっていた。
田「うぇーい！」
高「うおー！あぶねぇ」
田「お前そんな顔してたっけ？」
森「あはは！めっちゃ目うるうるしてんじゃん！」
京「ふふ、ほんとだ」
松「ていうね！冗談よ！」
『Star...』
ジ「AHAHA！」
紫乃が呟いた一言で涙が溢れそうだ。
そんな俺の元へ、可愛い天使が駆け寄ってくる。
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作者名：みりん | 作成日時：2024年3月20日 16時
