しのスト！*4 (ページ4)

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開けられるってページ4

きっかけなど実際とは多々異なりわたしのいいように書いていますが、VVS福岡公演2日目にあった天井開閉の男気じゃんけんです。
200万はさすがに、、
ラジオで言ってたのか知りませんが、結局開けたのでしょうか？まさか開けっぱなしにして帰ったのでしょうか？？笑
松村さんの涙目可愛かったです。(尊)

- Side Hokuto -

めんたいこBOXでひと盛り上がりしたあとに俺は、ちょっと面白そうだなぁ、と思って言っただけだったんだ。

京「もし、もしね？これ(ドームの屋根)を開けるなら誰が払うのかなって」

田「あー、やらないけどね、もしね？」

『じゃんけん？』

森「ふは！紫乃ちゃんがやる気満々なんだけど！」

松「でもさ、実際は払わないよ？でもどうせ払わないしって気持ちでやるのはなんかさ」

京「気持ちね？」

田「男気？じゃあこれ勝ったらマジで払うってことね」

松「ていう気持ちでね？適当にやるんじゃなくて、ガチでやりたいのよ俺は」

こんなこと言ったらこいつらは、というか樹は逃がしてくれないってことをもっと早く気付くべきだった。

『よっしゃー、やろーう』

ジ「AHAHAHA！」

高「紫乃はなんでそんなにやる気満々なの？」

『面白そうじゃん！ほくちゃんNice！』

松「んふ、お褒めに預かり光栄です」

田「お前顔キモ！」

紫乃の珍しい、というかほぼ初めての " ほくちゃん " という呼び方に会場は揺れた。

そんな可愛い呼び方にニヤける俺の顔を貶す樹を無視していよいよじゃんけんを始めることに。

京「あ、ちょっと待って」

『田中あれやらなくていいの？』

田「あー、じゃあ紫乃からのリクエストもいただきましたのでやらせてもらいますね」

森「あはは！」

松「あー、カメラさん初めてかな？これね、正面だと映らないのよ、90°くらいねずれないとね」

『相変わらずキモいね、人のこと言えないよ』

田「うーわ、マジでグサッときた、泣いちゃう」

『うわ、こっち来ないでよー！』

田「ねえマジで泣きそうなんだけど！」

京本の元へ逃げる紫乃の袖を掴む樹の目は、確かに湿っていた。

『えー泣かないでよ、ごめんってば』

高「なにまたイチャついてるわけ？」

京「んふ」

松「さーさ、じゃんけん始めようぜ」

樹の頬に手を添えて、溢れていない涙を拭おうとする紫乃にまた会場が沸く。

掛け声を決めて、いざ決戦のとき！

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