しのスト！*4 (ページ3)

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全然気付かないからもうネタバラシすることに。

カメラの前に映り込むヤバイ音声さんを3人とも凝視。

田「え？」

『やばっ』

ジ「うわー！びっくりした」

田「うわ、声でか」

日比アナの隣に並び3人を見つめる。

すると紫乃には微笑まれた。

ジ「うえええー！HAHAHA！」

田「えええぇぇ！！」

『あっはっはっはっ！』

逃げていくジェシーと樹、爆笑する紫乃。

田「これはダメだってマジで！」

ジ「何してんですかー！」

木「早く位置戻れよ」

田「はい！あ待って！うわ、俺さっきやっちゃった！」

『んふふふ』

田「松岡くん？とかいって！うわ、こーれはなしだわ！」

ス「モニタリングで、木村さんが潜入してました」

めっちゃ驚いてるジェシーと樹はいいんだけど、目キラキラさせてるこいつはやっぱりさぁ、

『モニタリング！』

田「これ見たことあるやつだ！木村さんいても本当に気付かないんだ！」

木「おい紫乃」

『はい、んふ』

木「お前最初から気付いてただろ」

『はい』

木「ほらな、だから言っただろ」

田「え？どういうこと？」

ジ「紫乃も仕掛け人？てこと？」

『だって、いつもの木村さんの匂いするから』

木「犬かよ、もっと徹底しとけばよかった」

田「え？待って、いつから？」

『ここ入ってきたとき匂いして、挨拶してたらいた』

ジ「AHAHA！なんで黙ってたのー？」

『2人とも気付いてないみたいだから〜』

木「ずーっと俺の行動に笑ってたよな？」

『ふふ、だって気付かれようと頑張ってるのが面白くて』

ジ「あ！木村さんご飯行きましょうって言ってるのに行ってくれないじゃないですか！」

木「デビューしたらなって言ってたらこいつ本当にデビューしちゃって」

田「あははは！」

木「それでまだ行ってないよね」

ジ「行ってないですよ、もう3年経ちますよ」

木「お疲れっした！」

『木村さんまたご飯行きましょうね』

ジ「紫乃とは行くんですか！？みんな俺を避ける、」

『わたしとご飯行く？』

ジ「行く！」

田「俺も！」

『んは！じゃあとりあえず3人で行こっか』

田「よっしゃ！」

『お疲れ様でした！』

挨拶して帰っていく3人はとても仲良さそうで、紫乃にそんな仲間ができてよかったと親心になってしまう。

ス「紫乃さんすごいっすね」

木「な？だから言ったろ？あいつは絶対気付くって」

また飯でも連れてってやるか。

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