しのスト！

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田「もう言っちゃえば？」

『え？いいの？、いいんですか？』







カメラの向こうにいるうちの人がまさかのサムズアップ







いいの？！







ジ「おっ、OK出た！」

『えっと、わたしの兄は、』

森「シンガーソングライターとして活動してるRyoくんです！」

『あ、』

松「ふはっ、言われちゃったね」

『ね』







また慎太郎に先に答えられてしまって、2人で顔を見合わせて笑った。










《 えー！まじか！あのRyoが！？ 》

《 え！やっぱりRyoが紫乃ちゃんのお兄さんなんだ！ 》

《 兄妹揃って歌上手い上に顔面も良いとか、、 》

《 待って待って待って、ほくしの2人見つめあってるのなんなの、カップルかよ、 》

《 いつも以上に近い！どうした松村北斗！ 》







田「おーいー、イチャつくなよー！」

『わっ』

田「俺のなの！」







樹にいきなり引き離された。







しかも俺のってなに？






『何言ってんの？』







紫乃の手をとって指を絡めて握ってみたら、樹はそのまま肩に手を回して俺を見る。







《 紫乃とRyoの話も聞きたいんだけど、このわちゃわちゃも見たい 》

《 待って、頭がついていかないんだが 》

《 好きすぎかよ〜！取り合ってるの可愛すぎwww 》

《 田中か松村そこ代われ！ 》

《 ねえだから京本さんさぁwwwwww表情ちゃんと管理してくれwwwwww 》







『ねえこれ森本のせいじゃない？』

森「え！？なんで俺！？いつものことじゃん！」

『いや、いつもより鬱陶しいから、本当どうにかして』

ジ「じゃあこっち来る？」







ジェシーがそんなことを聞いてるけど、紫乃なら行きかねない。







『行く』

田松「「えっ」」







即答でそのまま立ち上がろうとする紫乃に、俺も樹もちょっと焦る。







田「待ってまって！ごめんもうやめるから！」

『うおっ』

松「ここいてよ」

ジ「AHAHAHAHA！」







2人して必死に引き留めたら、周りからは笑われてニヤニヤした顔で見られた。







《 紫乃ちゃんww鬱陶しいってwwwww 》

《 慎ちゃんのせいにするしののんwww 》

《 慎太郎、いつものこととは？？？？ 》

《 2人とも必死すぎwww 》

《 A絶対きょものとこ行こうとしてたよね！ほんときょものこと大好きだな 》







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