【ヒロアカ】生きがいの元へ！ (ページ20)

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ご褒美ページ20

あれからかっちゃんに勉強道具を借りて
教えて貰っているのですが

『全くわかりませえぇん！！』

マジで意味がわからないですねはい。
そもそも勉強って意味あるの？？？？あははは

「てめぇ…やる気ねえだろおおおお！！！」

『いやいやそんなことないから。ただ～なんか～
やる気がイマイチ出ないっていうか～？ね～…』

『あ、そうだ！私が頑張ったらその分のご褒美ちょうだいかっちゃん！！そしたらやる気でる！！』

「あぁ？てめぇ舐めてんのか？！なんでお前に勉強教えてやってる俺がお前にご褒美やんなきゃ
なんねぇんだよ！！！！殺すぞ！！！」

※全くの正論です

『ひっ……だって、私なにかご褒美とかないと
頑張れないもん！！！いーじゃん！かっちゃんのドケチ！！』

「だぁれが……ドケチだこらああああ！！
もう教えてやんねぇぞ！！！！」

かっちゃんの目があとすこしで90度いけそうだ

なんて言ってる場合じゃないけどね！！

『す、すみませんごめんなさい私が悪かったです！！ちゃんとやりますから！ね？』

「ふん…！わかったらとっととやれや！！』

『はいぃ…。』

ー１時間後ー

『おわ…終わったあぁぁぁｱ"ｱ"ｱ"ｱ"ｱ"』

やっと終わった…ふふふ…疲れた。
今日は珍しくミスもなくて満点！！これならかっちゃんも褒めてくれるはず…！

「こんなもん解くのに1時間もかけてんじゃねぇよ！！もっと早くやれ！！」

ガーン…厳し過ぎるよかっちゃん……
流石にへこむわぁ…

！

___いいこと思いついちゃったー

『かーっちゃーーん！！！！』ガバッ

全然デレないかっちゃんにムカついたから
仕返しがてら、おもいっきり抱きついてやった

「っ…！！」

『ふわぁーー！かっちゃんめっちゃいい匂いするー！！この匂い好きー！』

なんかめっちゃ甘々な匂いがする…
これがニトログリセリンの匂いか…最高……
しかもかっちゃん胸板すごい硬いね…鼻が痛いよ…

「っお前…何してんだっ！とっとと離れろバカ！」

『やーだー！！私へのこれはご褒美なの！！』

「はぁ？！何言ってんだ！？」

かっちゃんは私のことを引き剥がそうとしてるけど
そうはいかないよ！まだこの時間を味わいたいもんね！

___ふと、顔を見上げてみた

そしたら、かっちゃんはリンゴみたいに真っ赤に
なっていた。

＿＿＿なんで？