【ヒロアカ】生きがいの元へ！ (ページ9)

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個性ページ9

こんにちは。嬉しいお知らせがありますよ。
なんと、個性が出ましたー！

使い勝手とか詳細はまだ良く分からないんですけど
なんか色んなものが反射出来るってことは分かってます！

ちなみに今は幼稚園に向かってる所だよー

てか、かっちゃんに報告した方がいいのかなこれ…

…いやガチめにどうする？

だってこんなチートの様な個性出ちゃったんだぜ？
自尊心の塊のかっちゃんにこのこと言ったら
どうなるよ？まずいでしょ…

高校生になるまでかっちゃんは自分が常に頂点だと思っててあの性格になったんだから、
それ壊すようなことしちゃまずいよね…
あれでこそかっちゃんだし…

『決めた。隠そう！』

「？何を？」

『！うぇ？！』

「わあっ！ああぁ…ごごごめん！」

「驚かせちゃったよね…ごめんね、！」

いつの間にか私の背後に立っていたのは
いつもどうり弱々しい出久だった。

『なぁんだー…出久かぁ…』

『もーびっくりしたよ～！』

いやガチめに。心臓止まるかと思ったわ。

「ごっごめんね！」

「あ…ところでAちゃん」

『んー？』

「隠すってなに？？」

『ん！？』

やっべー聞かれてたー！！どうしよどうしよー
いやまてよ、でも出久になら個性のこと話していいんじゃないか？？
とくに影響とかないだろうし…

よし

『い、出久。あのね？実は』

うわーなんか緊張するー

『私、個性が出たの！』

「え？ええええ？！」

「ほ、ほんとに？？？！！」

「えええええっ！おおおめでとう！！」

『へっ？あ、ありがとう！』

なんか恥ずかしい…

「どんな個性がでたの？！」

『えっとねー…』

＿＿＿＿それから私は自分が今分かってる範囲の個性のことを話した。

すると彼はとても楽しそうに聞いてくれた。
(あーまじ出久天使)

『あ、そうそう。このことかっちゃんとほかの人には内緒ね』

「…え？なんで？？言わなくていいの？」

『かっちゃんには1番でいて欲しいからね』

「…？うん。わかった。秘密にするよ！」

『ありがとうっ！』

『っと、もうすぐ幼稚園着くよー』

「わっほんとだ…なんだかあっという間だったね」

『ふふっそうだね！』

ブワッ

そんな時、後ろから強い風が吹き始めた

『きゃっ』

あ、帽子が…

『まってええ！』

ヒュオーｯ

「『え』」

風向きが…変わった？！