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113束 ページ28
乱暴な足音で目が覚めた
ガチャリと部屋のドアが開かれて
亮「おい、行くぞ」
二人分のヘルメットを持った亮がいた
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亮「すいません、お邪魔しました」
母にそういうと、あら今日は早いのねと鈍感な様子で送り出してくれた
外は雨が降っていて暗くて肌寒い
亮「濡れるからこれ着とけ」
渡されたのは防水使用のライダージャケット
制服の上からそれを着てヘルメットをかぶる
スカートはなんとかジャケットに収まって、靴下を脱いではだしでローファーをはく
ぶかぶかなローファーは不安な気持ちを増大させる
本当に、いるのかな
嘘ついて昨日のうちに行っちゃったんじゃないかな
さらされた素足に10月の雨は冷たい
自分の体が冷えていくのが分かる
駅までが遠く感じた
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まめ(プロフ) - 先が気になって気になっていっき読みしてしまいました!主人公と大倉先生のその後も気になっちゃいました(^^; (2021年1月16日 11時) (
レス) id: 12b073cf75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜ンボ | 作成日時：2019年6月9日 20時
