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106束 大倉side (公開し忘れていました) ページ21
『何で‥‥っ』
Aが泣きながら振り絞った言葉に俺は、なんて答えればいいかなんて分かりきったことで
大「好きやから。
好きやから、壊したくないねん
Aの気持ちも、今も将来も
俺とのことで壊したくない」
ふらふらと揺れる気持ちを真っ直ぐ目の前の1人だけに向ける
大「泣かんといて‥」
離したくなくなるから
近づいた距離をこれ以上遠いものにしたくないから
大「好きや
今までちゃんと言われへんくて、ごめん」
このまま抱きしめていたくなる
『‥‥行っちゃうんですか‥っ』
大「うん。明日、行くよ」
俺が泣くのはずるい
それぐらい分かるから笑顔の仮面は外さないでおく
大「明日は学校ちゃんと行くんやで？」
最後も、君を傷つけるずるい大人になってもいいやろうか
大「お互い好きやったことも、上手くいかんかったことも
今日のことも全部忘れよう
‥でも、この花だけは受け取ってくれへんかな
俺が持ってるとまた戻ってきたくなるから」
思い出も、全部君にあげよう
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まめ(プロフ) - 先が気になって気になっていっき読みしてしまいました!主人公と大倉先生のその後も気になっちゃいました(^^; (2021年1月16日 11時) (
レス) id: 12b073cf75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜ンボ | 作成日時：2019年6月9日 20時
