97束 丸山side/亮side ページ12
文化祭の一般開放が終わりAちゃん達には何も言えないまま校舎を出る
秘密って言われたけどほんまに言わんくて良かったんやろうか
校門のところで大倉さんを待つ
もたれかかったさびれた門は薄手のシャツには少し冷たい温度
僕には大倉さんが何をしたいんか分からへんよ‥
大「隆平くん」
呼ばれて振り返ると手招きされて何も言わずに付いていくと体育倉庫っぽい人の来なさそうな所まで連れてこられた
----------
ヤスに腹壊したからしばらく戻らんと告げて俺はマルの後を追った
べつに、理由があるわけじゃなくて
なんかアイツのAへの態度がおかしい気がしたっていうだけで
まぁ、それを問い詰めることもせえへんけど
校舎から出る時に一般客に紛れて見失ったけどすぐに見つけた
亮「‥‥え」
マルの前には大倉がいて
2人で校舎裏の方に歩いていくところやった
胸騒ぎがしてバレへんように追いかける
マルと大倉には何かある
分からんけど確信が強く持てた
2人からは見えないところで会話を聞く
てか、何やってるんやろ
俺の一方的なしんどい片想いのために
こんなことしてる自分が1番悔しいのに
誰よりも好きなやつのこと知っときたいってだけで会話を盗み聞きしてしまう
マルにだけ、聞かせたくない、とか思ってしまう
大倉から出る言葉を一言一句自分のモノにしたいと思う
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まめ(プロフ) - 先が気になって気になっていっき読みしてしまいました!主人公と大倉先生のその後も気になっちゃいました(^^; (2021年1月16日 11時) (
レス) id: 12b073cf75 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜ンボ | 作成日時：2019年6月9日 20時
