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73束 ページ32
気がつくとお昼のチャイムが鳴っていた
『2人ともありがとう
ほんとにほんとにありがとう‥‥
‥‥‥それからごめんなさい』
今は、この2つの言葉しか伝えられない
安「お腹すいたなぁ‥なあ亮？」
亮「俺はさっきからめっちゃ腹へってんねん
はよ戻るぞ」
器用な優しさと不器用な優しさにまた目がうるむ
先を行く2人を追いかけ、教室に戻る
ふと、スマホを見ると丸ちゃんからのライン
珍しいな、と思って開けると
"今日会えへんかな？バイトないと思うから僕がそっちの駅行くわ"
気分転換に丸ちゃんと遊ぼう
"わかった
じゃあ、4時に待ち合わせね"
すぐに既読がついてOKのスタンプが送られてくる
亮「ちょお、はよ食おうや」
『あ、うん』
午後は丸ちゃんと何をするか考えていたらすぐに過ぎて
お昼の涙なんか忘れていた
＊＊
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本当にありがとうございます(*^^*)
週明けは更新ペース遅くなってしまうので申し訳ないです…
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作者名：桜ンボ | 作成日時：2019年5月26日 16時
