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ガラッ
勢いよく開いたドアに驚いて目を向けると、そこには息を切らしたじょう先輩が立っていた。
「じょう先輩！？どうしたんですか！？」
余程急いで来たのだろう、前髪は全部上がってしまっていて肩を上下に揺らしている。額に汗が光る程。
真「おー！丈！」
ひらひら〜と手を振る真鳥先輩を睨みつけているじょう先輩。
な、なんやこれは…
真「こわいって！そんな睨まんといて！？もーー！和也！助けて！丈怖い！」
そう言いながら俺の手をぎゅっと握る真鳥先輩にズカズカと近付いてきたじょう先輩。
無言で俺の手を握る真鳥先輩の手を引き剥がし、「…で？」と問いただす。
真「なぁ？仮にも俺卒業生な？祝え？」
丈「祝えるかよボケ」
真「そんな怖い顔しな！和也も怖がっちゃうで？因みに、セーフやから！な？」
丈「…ほんっっっまなんなん？！腹立つわ！」
真「そんな必死になって〜、そういうことやん？な？そろそろ認めや？」
俺の目の前で繰り広げられる、なんというか身内ネタというか…全く俺には分からない会話…。
キョトンと見守ることしか出来ひんねんけど…。
真「あ、ごめんなぁ和也〜。とりあえずそういうことやから！和也愛してるで〜♡じゃ、俺帰る〜！」
「え！？帰るんですか！？え、俺も真鳥先輩大好きですよ！！ありがとうございました！！！」
真「俺のこと大好き！？や〜ん、嬉しい！和也頑張ってな！…丈もな！(笑)ばいばい〜！」
丈「うっさいわ！！はよ帰れ！」
じょう先輩の言葉にわざと耳を塞ぎながら教室を出て行った真鳥先輩。
…えーっと…
この状況はどうしたらいいんかな？
「…あの…俺らも帰りますか？」
丈「え、あぁ…なんかごめんな？(笑)」
「いや、なんかありました？めっちゃ急いで来てたから…真鳥先輩に大事な用でも…」
丈「いいや、全く。大丈夫。」
「？なら良かったです…」
鞄を手に取り席を立つとじーっと俺を見つめるじょう先輩とバッチリ目が合う。
「え！？やっぱなんかありました！？」
そう尋ねる俺に「いや、ちゃう、なんもないねん…なんもないこともないねんけど…」なんてブツブツ言うじょう先輩。
明らかにいつもと様子が違ってソワソワする。
教室のドアに手を掛けたとき、グイッと腕を掴まれた。
丈「あ、のさぁ…」
驚いて後ろに振り返ると自分の頭をぐしゃぐしゃと掻いて眉間にシワを寄せるじょう先輩。
「え、はい、なんでしょう…？」
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おまめさん(プロフ) - 皆様からの温かいコメントとても嬉しいです！続編も書く予定をしておりますので、またそのときは宜しくお願い致します！最後まで見てくださり感謝です。ありがとうございました！ (2020年10月6日 6時) (
レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
おまめさん(プロフ) - ありがとうございます！完結まで見守って下さり感謝です！ (2020年10月6日 6時) (レス) id: 78dec32c94 (このIDを非表示/違反報告)
たいやき(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎回、更新を楽しみにしておりました！最後のシーンがとてもロマンチックで素敵なハッピーエンドを読むことができて幸せです。短編もぜひ作って頂きたいです！！！ (2020年10月5日 13時) (レス) id: 2edd79c1bf (このIDを非表示/違反報告)
智瀬(プロフ) - 完結おめでとうございます！つらい思いをしながらも明るく一途に片想いをする大橋くんが可愛くて、更新楽しみにしていました。ハッピーエンドで読んでいるこちらも幸せな気持ちになりました！短編もしあれば、ぜひ見たいです。ツレ達のその後も気になります！ (2020年10月5日 2時) (レス) id: 105bf5588c (このIDを非表示/違反報告)
海奏(プロフ) - 完結おめでとうございます！funkyメンがメインの作品が最近数少ないのですごく楽しく読ませていただきました、、お兄ちゃんたちから可愛がられる大橋くんも、丈橋の2人も大好きです！短編もしあるならぜひ読みたいです…！ 素敵な作品、ありがとうございました！ (2020年10月5日 1時) (レス) id: b53c9538a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おまめ | 作成日時：2020年6月28日 23時
