【QK】ミモザの花言葉 vol.3【短編集】

もし告白されたら？ gn × mn ページ42

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⚠️問ちゃん女体化してます。学パロです。



問side

「ああ〜先輩好きだなぁ…。」

「莉子ちゃんって3組の山田と付き合ってるんだって！」

「見てこの服可愛くない？」

「てかもうすぐ期末だね。」

ころころとすぐ話題についていくのは疲れる。なんとかにこにこして相槌を打っていると、ようやく待ち望んでいた人が来たらしい。

「問ちゃん帰るよ〜。」

「はーい！」

「良いな〜問にはかっこいいお兄さんがいて。」

「弟だよ。かっこよくもないし。」

広げていただけで一文字も書かなかったノートと筆箱を片付ける。

「あれ？問がお姉ちゃんだっけ。あー、弟くんみたいな彼氏が欲しいな〜。」

「…じゃあ言ちゃんに言えば良いじゃん。フリーだよ今。」

とっとと話題を切り上げたくてそんなことを言う。じゃあね！と手を振って弟の元へ向かった。



「言ちゃん、もし告白されたらどうする？」

「ん？相手にもよるけど…断るかな。」

「へぇ、なんで。」

「今忙しいからさ〜色々と。」

確かに言ちゃんは委員会に部活にと忙しくしている。まぁ部活は一緒なんだけど。でも彼女を作れないほどの忙しさじゃないと思う。現にウチと帰る時間はあるわけだし。

「ま、忙しいのもあるけど、問ちゃんと帰れなくなったら嫌だから、が1番の理由かな。」

「…なに、ウチのこと好きじゃん。」

言ちゃんに彼女ができてこの貴重な時間が奪われたらどうしようってちょっと心配したけど、そんなことは当分無さそうだ。少しだけ先を行く弟の手を不意に握って、「スタバ飲みに行こ！」と声を上げた。


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