検索窓
今日:68 hit、昨日:48 hit、合計:50,610 hit

. ページ4

.


ちょっとシャバシャバだけど、かーんせーい。うっきうきで探していた物を定位置に戻す問ちゃんを横目にお皿を準備する。問ちゃんのはお皿の半分にご飯を、僕のは全体に薄く。家族の中でもここのこだわりが違っていて少し面倒。

「あっつ。」

炊き立てご飯を入れたせいで熱くて持てないからコンロに置いてカレーを入れる。問ちゃんのから先に、一個ずつ丁寧に運んで。あ、スプーン用意してないや。

「おー!美味しそう〜!」

「はーい、召し上がれ。」

にこにこ笑顔でカレーを頬張る問ちゃん。既に幸せそうだな笑笑

「はふっ、はっふ、はふ。言ちゃんお茶!」

「はぁ?自分で取りに行きなよ。」

「言ちゃんの方がキッチン近いじゃん〜!」

毎回やっているこのやりとり。そして絶対僕が取りに行くんだよなぁ。問ちゃんに甘すぎるよ僕…。

「んげー、辛いし…。」

「いつもの中辛だよ?このくらい食べられなくてどうする。」

「僕は甘口派なの!口の中が辛い…。」

これだけは譲れないな。カレーは中辛でなくちゃ。

「ん、美味しいじゃん。おかわりしよー。」

おかわりはセルフサービスなので自分で取りに行く。でもなぁ、僕には見えちゃってるんだよな。今急いで残っているカレーを食べている東問が。これ絶対リビング戻ったら僕もおかわり!って言われるやつだぞ。

「僕もおかわり!」

「はい知ってたー。僕が座る前に言えて偉いね。」

もはやそのレベル。どっちが兄か本当に分からないよね。

それぞれ一杯ずつおかわりしてもまだ残ってるカレーは、明日の朝ごはんにすることにした。なんならお弁当に詰めてオフィスにでも持って行こう。

やっぱり2人で食べるご飯は何よりも美味しいな。そんなことを思った、とある平日、20:38。


.

熱 izw × ymmt→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:QuizKnock , 体調不良 , BL
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - tmさんの性同一性障害お願いできますか? (12月30日 20時) (レス) @page37 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リクなんですけど、言ちゃんの喘息お願いできますか? (11月19日 21時) (レス) @page35 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 仲良し兄弟mnちゃんとgnちゃんのお話し、可愛くて凄く嬉しいです。ありがとうございます(⁠≧⁠▽⁠≦⁠) (7月15日 16時) (レス) @page4 id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:sunny | 作成日時:2023年7月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。