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福良side
ピンポーン
インターホンの音で目が覚めた。あ、気付いたら夜が明けてる…。えっ今何時！？9時半！？ヤバい遅刻だ、伊沢に連絡…。
ピンポーン
「福良さーん？開けられるー？」
そんな風に焦っていた時、ドアの向こうから須貝さんの声がして。俺は吸い寄せられるように玄関に行き、鍵を開けた。
「須貝さん…なんで…。」
「あんた夜中に伊沢に連絡しよう思ったやろ。あれ俺に届いとったで。」
「あぁ…そういえば連絡したっけ。げほげほっ、ごめ、げほっ。」
「おーおー、とりあえずリビング行こ、お邪魔するでー。」
背中を押され、ソファに座らされる。発作というほどでもなかったから咳はすぐに治まったんだけど…嫌な予感がする。
「げほ、ごめん、ちょっとトイレ行ってくる。」
「おん。」
はぁ…やっぱり。下着に血がついてる。最悪…。絶望して少しの間ぼーっとしていたけど、うだうだしてても仕方ないからナプキンをつけてトイレを出る。その途端にお腹が痛み出して、気持ちまで暗くなってきた。
「須貝さぁん…。」
「おうどうしたどうした。ココア飲むか？」
「ん、飲む。ごめんお茶も出さずに…。」
「構へん構へん。福良さんの体調の方が大事やからな。んでどしたん？こっちきい？」
キッチンでココアを入れていた須貝さんがソファに座って手を広げてくれたから、遠慮なくその広い胸に飛び込む。
「あのさ、生理きちゃった…。」
「あらあら、それは辛いなぁ。今日はゆっくり休もな。」
「ん…お腹痛い。」
「痛いか。薬飲む？」
「うーん、朝ごはん食べてないし…そこまでじゃない。」
「そっか、じゃあココア飲んであったまろ。」
俺に抱きついたままじゃココア飲めないよ、と言われたから仕方なく膝から降りて隣に座る。すぐに須貝さんがブランケットをかけてくれた。
ゆったり話しながらココアを飲んでいると、体がぽかぽかして眠くなってきて…。
「おーい福良さーん、寝るならベッド行きー？…ん、立てる？立てるね、行くよー。…はい、おやすみ、福良さん。」
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蘭(プロフ) - tmさんの性同一性障害お願いできますか？ (12月30日 20時) (
レス) @page37 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - リクなんですけど、言ちゃんの喘息お願いできますか？ (11月19日 21時) (レス) @page35 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 仲良し兄弟mnちゃんとgnちゃんのお話し、可愛くて凄く嬉しいです。ありがとうございます(≧▽≦) (7月15日 16時) (レス) @page4 id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sunny | 作成日時：2023年7月14日 23時
