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「問ちゃんあったよー。」
見つけ出したシャツを手にリビングの扉を開けると、ちょうど問ちゃんがご飯を配膳し終わったところだった。
「おー！それ？確かに大きそうだね。」
「着てみる？」
「着てみる！」
とてとてと駆け寄ってきた問ちゃんにシャツを手渡す。Tシャツの上から着ることにしたらしく、少しラフな感じ。でも、やっぱり大きい。
「わぁ、萌え袖だ！ありがと言ちゃん、これがしたかった！」
「ご満足いただけたようで。じゃあそれあげるよ。どうせ着ないし。」
そう言うと、なぜかぷくーっと頬を膨らませる東問。え、なんで？
「僕が貰ったら僕のものになっちゃうじゃん！彼シャツがしたいんだから言ちゃんが持ってて。」
「…そういうもん？」
「そういうもん。勝手に着るからさ。」
勝手に着るなら自分で持ってれば良いのに…と思うのは僕だけなんだろうな。まぁいいか。
「夜ご飯食べよ。冷めちゃう。」
「食べる〜美味しそう〜。」
いただきます、と手を合わせて食べ始める。にしても僕のTシャツの上に僕のシャツを着て僕が作ったご飯を食べる双子の兄って…いやいや、そんなこと思っちゃいけない。問ちゃんはそんなこと、考えてないはず。
…まるで新婚の夫婦みたいだな、なんて、邪な思いは、心の奥底にしまい込んだ。
〜おまけ〜
「さて、と。洗濯物畳まないと。…よいしょ。これは僕の、これは問ちゃんの、これーはー、問ちゃんの？」
「うん僕のー。」
「こんなの持ってたっけ。」
「ん？持ってたよ。」
「今度借りよ〜。あれ？これどっちのだ。」
「言ちゃんのじゃない？」
「僕の？この前問ちゃんが着てたけどな…。」
「いやっ、これは言ちゃんの！勝手に取り出した記憶ある。」
「そう？もーどうせ混ざるんだからクローゼット一緒にすれば良かったね。」
「確かに！服はまだしも下着なんてねぇ笑笑」
「いつも数でテキトーに分けてるよね。どれがどっちのとかない。」
「ないなぁ。次引っ越す時は一緒にしよ。」
「次も一緒に住む気なんだ。」
「当然でしょ〜。」
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蘭(プロフ) - tmさんの性同一性障害お願いできますか？ (12月30日 20時) (
レス) @page37 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - リクなんですけど、言ちゃんの喘息お願いできますか？ (11月19日 21時) (レス) @page35 id: 63a9fa29e6 (このIDを非表示/違反報告)
ぷよーこ(プロフ) - 仲良し兄弟mnちゃんとgnちゃんのお話し、可愛くて凄く嬉しいです。ありがとうございます(≧▽≦) (7月15日 16時) (レス) @page4 id: 7d400068d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sunny | 作成日時：2023年7月14日 23時
