日常 ページ4
貴方said
ある日突然シルクから母さんに電話があったらしい。
内容はゆっくり話がしたいから水曜日家に帰ってくるらしい。
母さん「Aは水曜日仕事？」
貴方「うん仕事。だから部屋にいるね。あっ後あいつが話をする前に私の部屋に入ろうとしたら止めて。」
絶対シルクなら部屋に入りそうだからね。
母さん「分かったわ。」
じゃあ仕事やってくる。と言って部屋に入る。
私の仕事は主にネットで依頼を受けて希望にそって作業する事。
例えばピアノ教室のポスターや雑誌の写真の編集とかよくパソコンと睨めっこしている。
依頼が多い月は100件くらい行くので父さんより稼げる。うん。
父さんごめん。
まぁ徹夜は当たり前で息抜きで外に出掛ける事も少ないから完全な引きこもりだ。
今日の仕事は地元のお祭りで使う造花を作る依頼。
貴方「3000本とか今日は徹夜確定じゃん。」
まぁ他人の為に働くのは嫌いじゃないけど、体力的に徹夜続きは辛い。
貴方「あっこの花は菖蒲だ。確か花言葉は【良い便り】【メッセージ】【希望】だっけ？希望ね。」
自分自身希望とかあんまり気にしないからな。
ガチャ
兄ク「なぁA母さんが飯だって。」
貴方「えっ？もうそんな時間？はっほんとだ。片付けてから行くね。」
兄ク「分かった。」
夢中でやってたから気づいたら6時間くらい作業してたんだ。
簡単に片付けて階段を下りると美味しそうな料理の匂いがしてくる。
改めて母さんのありがたみを知ったわ。
兄ク「あっA来た。」
貴方「母さん今日のご飯何？」
母ク「今日はAの好きなミネストローネとオムライス。」
貴方「やったぁ！母さんありがとう。」
母さんのオムライスとミネストローネ美味しいんだよね。
本当に嬉しい。
貴方「そう言えば父さんは？」
母ク「そろそろ帰って来るわ。」
父さんいつも後1時間くらい遅く帰って来るからこんな時間は珍しい。
貴方「今日は早く帰っくるんd))ガチャ」
丁度父さん帰って来たけど私の言葉とただ被り。
母ク「ほら迎えに行ってあげなさい。」
貴方「はーい。」
急いで玄関に行って父さんの所へ向かう。
貴方「父さんおかえり。お仕事お疲れさま。」
父ク「おぉAありがとな。」
貴方「ほら早くご飯食べよ！」
父ク「あぁ。」
父さんをリビングに連れてって席に着く。
これが私の日常。
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作者名：モモンガ | 作成日時：2018年1月3日 15時
