私は防弾少年団 (ページ14)

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JUNGKOOKside

ついに言ってしまったーー！！
どうしよう、引かれたかな。
突然すぎた？大丈夫？

EL｢うん、わかった。ジョングク。私のことも呼び捨てね！｣

JK｢…………ミンファ。｣

EL｢はーいっ｣

そういって彼女は俺に向かって微笑んだ。
可愛すぎかよ。

EL｢これからよろしくね、ジョングク。同lineだしね｣

JK｢うん、よろしく笑｣

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とはいうもののやはり気を使うもので
呼び捨てできるまでにはいったものの
あまり打ち解けられていない。

それは他のメンバーにしても同じだった。

俺はメンバーの中で一番年下ですぐにはメンバーに
遠慮しがちで心を許すことができなかった。

シャワーも迷惑にならないようにヒョン達が寝た後に浴びていた。

そんなある夜。

いつも通りシャワーを終えて部屋にひっそり戻ると
ちょうど部屋からミンファがでてきた。

EL｢ちゃんと温まった？｣

JK｢あ、うん。起きてたの？｣

EL｢ん、まあね笑シャワーいつもこっそり入ってるからなんか気になっちゃって｣

気づいてたんだ。

EL｢湯冷めして風邪ひかないようにね～｣

JK｢どっか出かけるの？｣

EL｢あ、うん。ちょっとね。おやすみ～｣

JK｢うん、おやすみ。｣

こんな時間にどこ行くんだろう。
もう夜中の2時だっていうのに。コンビニとか？
大丈夫なのかな。

いろいろ考えながら部屋に戻ると
俺の机の上におにぎりが2つとメモがあった。

ジョングクへ遠慮してあまり食べてないでしょ?気使うのもいいけどあまり無理すると身体に悪いしほどほどにね。っていっても私もまだまだ気使っちゃうんだけどね笑お腹すいてたら食べてね。

すごい。そんなことまで気づいてるなんて。
彼女の気配り具合に驚いた。

おにぎりはちょうどいい塩味で
なんかすごく安心というかほっこりする味だった。

あっという間に食べ終わって
食器を洗った後、
彼女の机に返事を書いた。

ミンファへありがとう。おいしかった。

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これはジョングクが初めてメンバーであるミンファに気を許すようになったきっかけ。

この夜からというものジョングクはミンファにべったりになってデビュー後ついにはクチルズと呼ばれるようになったのはまた別のお話。