消えたい君に恋した私 【TH】

＊ ページ12

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TH「バイト何時終わりですか？」





「10時だよ！」





TH「じゃあその頃屋上いますね」





「うん！終わったらカトクする！」










ま、でも、







ゆっくりでももっと知っていきたいな。












(ガチャ)







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「テヒョンくーん？」








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あれ、いない？






バイトが終わって屋上に着いたけど、







テヒョン君の姿が…








「あ、いた」








彼は端っこのベンチに寝転がっていた。







…いつからここにいたんだろ、





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「もうテヒョン君、風邪ひいちゃうよ」





TH「………」






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ガチ寝…。






スースーと寝息を立てて気持ちよさそうに寝てる。






うわー、前、夜あんまり寝れないって言ってたし






起こすの申し訳ないな…。






……にしても、やっぱり






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「……すっごい綺麗な顔」






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長い前髪がサイドに分かれてて、






顔が良く見える。






まつ毛長、鼻たかっ、顔小さ……。






アイドルみたいだ。






こんなの髪切ったら絶対モテそうなのに…。






髪、サラサラ…。






ほんの好奇心でテヒョン君の髪に触った時、






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TH「……ん、…え？Aさん？」





「えっ！？あ、テヒョン君！おはよ！」







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私は慌てて手を引っ込める。







…はあ、タイミング…。








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