消えたい君に恋した私 【TH】

独り占め ページ45

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こ、これは…






どうゆう状況…。







わかんないけど、たぶんなんか嫌なことがあったんだろう、







私はテヒョン君の背中をぽんぽんと叩く。







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「だ、大丈夫？」







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私のその言葉に一時して、テヒョン君は体を離す。







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TH「はあ、なんとか…すみません、急に。」





「うん、全然いいんだけどさ、何かあったの？」





TH「母親と同じ香水つけた人から言い寄られて、思い出してしまって…」





「…そうだったんだ」





TH「一応薬は飲んだんですけど、落ち着かなくて。」








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TH「Aさんがいてくれてよかったです」








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なにそれ。







ずるい。








にこ、と私が好きな笑顔で、そんなことを言うから







どうしても





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独り占めしたい







欲がでてくる。













"きゃはは、そうだよね〜"


　







そんな時、近くで聞こえてくる






誰かの足音と笑い声。







あ、やばい。







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こっちに、くる？









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TH「……A、さん？」







「……ッ、」










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私は、咄嗟にテヒョン君に抱きついた。









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