クララのお家 ページ38
「「うぇるかーむまいほ〜む!!」」
そんなこんなで、急遽クララの家に泊まることになった入間たち。ドンコドンコと歓迎の舞を踊るウァラク一家に呆気にとられる。
「訪問5秒でやかましいですね」
普通の家庭では見られないだろう。
「階段は左足からがウァラク流です」
「上がる際は初めてでも[ただいま]といってください」
「『ただいま！』」
「そして語尾には必ず[ウァラク最高]と…」
「いや それはウソだろ!!」
「『ウァラク最高！』」
素直に従ってしまう入間とA。
「イルマ様!?Aまで…！」
「ね〜ね〜、どっちが姉ちゃんの彼氏〜？」
「「かれ…!?」」
「それともこっちのキレイなお姉さんの彼氏？」
キー坊とコンちーがAの両腕をガシッと掴みながら聞く。
『どしたの？』
「おい！Aから離れろ！」
「キラキラの方は独占欲強そうだな！」
「な！でも姉ちゃんがいつも話してるのは〜いる…」
べシッとコンちーの口を押さえるクララ。
「は〜い、居間はこちらで〜す」
そのまま引きずりながら居間へ案内する。
「不思議な物がたくさんですねー」
「夫が冒険家で〜旅先の物を色々送ってくれるの♡」
『(クララちゃんのお父さん…どんな人なんだろ…)』
どう想像してもクララに似てハチャメチャになってしまう…
「ごほん〜ほん〜」
ランランが本を読んでほしいとAたちに見せる。
『読んでほしいの？』
「あら！ならこの本がおすすめよ〜」
「『おお〜〜!!』」
クララ母が持ってきたのは、クララが小さい頃のアルバムだった。
「まっマミーッ!?」
珍しくクララが焦っている。
「積み木食べてますね」
「なんでもかじる子でね〜」
『可愛い！』
「怪獣だ」
「母作！紙型怪獣クラーランよ」
『可愛すぎる…!!』
可愛いものに目がないAは感激しっぱなしである。
「でも弟たちが生まれて…すっかり倒されちゃってねぇ…」
『(学校ではあんな感じだけど、家ではちゃんとお姉さんなんだなぁ…)』
「もうおしまい!!」
クララによって奪い取られてしまった。
「ではパート2を」
「マミーッ!!!」
もう1冊取り出して見せようとするクララ母に再び焦る。
『見たい…』
「クララが焦ってる…」
「どの家も母は強しということで…」
自分の母親を思い出して呟くアリス。
「マミー！そろそろショッピングに行くんでしょ!!」
「『ショッピング？』」
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リマ(プロフ) - 八つ橋さん» 幼少期編考えるの楽しかったです！夢主の兄との絡みもいつか書ければと思ってます！寒い日続きますね…八つ橋様も風邪をひかないようお気をつけ下さい！ (2023年2月23日 20時) (
レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、幼少の二人が可愛らしいかったです。全力で夢主ちゃんのお兄ちゃんが邪魔してそうだなぁと思いました。最近寒いのでお身体にお気をつけて下さい。 (2023年2月22日 22時) (レス) id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - 八つ橋さん» いつも読んでくださりありがとうございます！私がアズくんを書くと、中々素直になれなくて誰かしらの邪魔が入ってしまうという…笑 今後どうなるかお楽しみに…！ (2023年2月22日 20時) (レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、素敵な夢小説に書いていただき誠にありがとうございます。アリス君やっと夢主ちゃんのことを誉められましたね。頑張ってと思いました。 (2023年2月21日 21時) (レス) @page45 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - 八つ橋さん» 見えづらい画像で申し訳ないですが、そう仰っていただけて嬉しいです！風邪ひかないよう気をつけます…！ (2023年2月16日 23時) (レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リマ | 作成日時：2023年1月28日 3時
