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「好き嫌いしない」
「いらんと言っとるだろう！」
オペラさんとカルエゴ先生が料理を押しつけあっているところを発見。カルエゴ先生なら、バラム先生の居場所を知ってるかもしれない。
『どうしたんですか？』
「カルエゴくんが好き嫌いするんですよ」
『それはいけませんね』
「ほら、Aさんにも言われてますよ」
「だから！そんなにいらn…」
「ところでAさん、魔獣を1人で倒したそうですね」
カルエゴ先生を遮って私に話しかけるオペラさん。そして、苦虫を噛み潰したような顔をするカルエゴ先生…面白い。
『えっと…そうなんです』
倒した時の記憶は無いのだが…
「よければ将来、理事長補佐として私の下で働きませんか？」
『将来!?…ごめんなさい、将来のことはまだ全然考えてなくて…』
「そうですか…では、Aさんも保留ということにしておきましょう」
『は、はい(私も…？)』
少し疑問に思ったが、オペラさんと話している間にいつの間にか消えた存在に気づき、バラム先生がどこにいるか聞こうとしていたことを思い出す。
『オペラさんは、バラム先生がどこにいらっしゃるかご存知ですか？』
「カルエゴくんについて行くと分かると思いますよ」
オペラさんが指さす方を向くと、丁度カルエゴ先生が会場から出ていったのが見えた。
『ありがとうございます！』
オペラさんにお礼を告げてから、私も会場を後にする。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
side カルエゴ
料理をワゴンに乗せて部屋へ向かっていると、後ろから誰かが追ってくる気配を感じる。角を利用して上手く隠れているつもりかもしれんが、ドレスの裾が見えている。
「コソコソしてないで出てきたらどうだ」
『…バレてましたか』
「丸分かりだ。アホめ。」
『尊敬に値するカルエゴ先生を尾行するような真似をしてしまい、申し訳ございません』
「回りくどい言い回しはよせ」
『バラム先生にお会いしたくて跡をつけてました！』
「はぁ…そんなことだろうと思った。シチロウから聞いたぞ。暴走して魔獣を倒したと。」
『はい…。バラム先生にも、イルマくんたちにも迷惑かけちゃいました…。誰も傷つけたくないのに、誰かを傷つけようとした…』
1人で魔獣を倒した後、標的をイルマたちに変えて攻撃したことも聞いている。シチロウが守ったお陰でAが誰かを傷つけることはなかったが、当の本人が心に傷を負ったようだ。上手く隠しているつもりかもしれんが、丸分かりだ。
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リマ(プロフ) - 八つ橋さん» 幼少期編考えるの楽しかったです！夢主の兄との絡みもいつか書ければと思ってます！寒い日続きますね…八つ橋様も風邪をひかないようお気をつけ下さい！ (2023年2月23日 20時) (
レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、幼少の二人が可愛らしいかったです。全力で夢主ちゃんのお兄ちゃんが邪魔してそうだなぁと思いました。最近寒いのでお身体にお気をつけて下さい。 (2023年2月22日 22時) (レス) id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - 八つ橋さん» いつも読んでくださりありがとうございます！私がアズくんを書くと、中々素直になれなくて誰かしらの邪魔が入ってしまうという…笑 今後どうなるかお楽しみに…！ (2023年2月22日 20時) (レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、素敵な夢小説に書いていただき誠にありがとうございます。アリス君やっと夢主ちゃんのことを誉められましたね。頑張ってと思いました。 (2023年2月21日 21時) (レス) @page45 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - 八つ橋さん» 見えづらい画像で申し訳ないですが、そう仰っていただけて嬉しいです！風邪ひかないよう気をつけます…！ (2023年2月16日 23時) (レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リマ | 作成日時：2023年1月28日 3時
