12 ※軽い血の表現あり ページ27
アリスたちと入れ違いに魔獣の元へ来たA。魔獣の攻撃を
『【
Aがそう唱えると、レーザーが魔獣へと降り注いだ。対して魔獣はその大きさもあり、避けることができない。そしてAの口元に蛇の目の呪印が表れる。
『"捻れろ"』
「ギャアアアアッ!!」
ベキベキと音を立てながら魔獣の腕が捻れた。痛みで魔獣が叫ぶが解除しないA。
「あれがハルファス家の呪言…凄いな…」
感心するバラムだが、その言葉にアリスがふと疑問をもつ。
「(そういえば、前にAはハルファス家の悪魔ではないと言っていた。では何故、ハルファス家の家系魔術が使える…？)」
そしてあることに気づく。
「Aの眼が…金色に…」
「Aちゃんの眼？」
「あれは悪周期なのか？」
「違う…あれは恐らく…暴走状態だ…！でも何故…？」
悪周期ではないというアリス。昔 Aが暴走状態になった時のことをAの父から聞いていたのだ。
「もしかしてこの魔具と何か関係があるのかな？」
バラムがAの壊れたピアスをアリスに渡す。
「これは…！」
アリスがそれを受け取った時だった。ズドォンと何かが崩壊する音が聞こえ、そちらを向くと、魔獣が尻尾を使って建物を壊していた。
「Aっ!!」
魔獣が尻尾で攻撃した時に掠めたのだろう。空中に留まっているAの腹部分が血で滲んでいた。
『ぐっ…』
痛そうに顔を歪めるA。しかし次の瞬間─
『【癒しの光粒】』
そう唱えると、腹部が光に包まれ傷が消えていく。
「(あの魔術…聞いたことも見たこともないぞ…)」
『【
回復したAは再び魔獣に攻撃する。
「ヴオオオオオ」
『"動くな"』
痛みで暴れる魔獣の動きを止めるが…
『ゲホッ』
体の大きい魔獣に呪言を2度も使ったせいか吐血してしまう。
「僕も加勢に…！」
「待ってください！」
バラムが加勢に行こうとするが、引き止めるアリス。
「今の状態のAに何の策もなしに近づくのは危険です！」
「でもっ…」
再びAに目を向けると、何かの魔術の構えをとっていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈
癒しの光粒…傷を癒す回復魔術。「ブラッククローバー」のリヒトが使う魔法です！ブラクロ映画もうすぐ公開ですね！
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リマ(プロフ) - 八つ橋さん» 幼少期編考えるの楽しかったです！夢主の兄との絡みもいつか書ければと思ってます！寒い日続きますね…八つ橋様も風邪をひかないようお気をつけ下さい！ (2023年2月23日 20時) (
レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、幼少の二人が可愛らしいかったです。全力で夢主ちゃんのお兄ちゃんが邪魔してそうだなぁと思いました。最近寒いのでお身体にお気をつけて下さい。 (2023年2月22日 22時) (レス) id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - 八つ橋さん» いつも読んでくださりありがとうございます！私がアズくんを書くと、中々素直になれなくて誰かしらの邪魔が入ってしまうという…笑 今後どうなるかお楽しみに…！ (2023年2月22日 20時) (レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、素敵な夢小説に書いていただき誠にありがとうございます。アリス君やっと夢主ちゃんのことを誉められましたね。頑張ってと思いました。 (2023年2月21日 21時) (レス) @page45 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - 八つ橋さん» 見えづらい画像で申し訳ないですが、そう仰っていただけて嬉しいです！風邪ひかないよう気をつけます…！ (2023年2月16日 23時) (レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リマ | 作成日時：2023年1月28日 3時
