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「勉強が苦手？」
「慣れてないというかやり方がよく分からなくて…」
魔具研の師団室に移動し、入間の相談にのる。小テストの解答用紙を見てみると…
『5点、2点、0点、3点、6点…』
「すみません」
「えッ あッ こちらこそ!!すみません!!」
涙を流しながら謝る入間に、逆に申し訳なくなるアリス。
「イルマち字読めないん？」
クララにまで心配される始末。
『き、きっと解答欄ずれちゃったんだよね？』
Aの優しさが今は胸に刺さる入間。入間は気づいていないが、先程の小テストの点数を観察記録としてきちんとメモをしているA。抜かりない。
「ユーアー私よりアホ」
「えっふ」
クララが自分の解答用紙を見せて入間にとどめを刺す。
「(不思議な方だ…あらゆる困難を乗り越えてきた実力を持ちながら世情には疎い…。Aも優しいが、イルマ様にはまた別の優しさがあり、常々そのお心に器の大きさを感じてきた。)」
アリスは以前 入間が悪周期になり、魔王が使っていたと言われる椅子に座った時、まるで未来を見たように感じたのだ。それを思い出して急に泣き出す。
「アズくん!?」
Aはまたか…と思いながらもハンカチを差し出す。
「イルマ様なら満点とれます!!」
『そうだね、イルマくんに不可能はない!!』
「ええ!?」
「放課後はここで勉強会をしましょう！分からないところは私とAが全力でお教えします!!」
『いつの間に私も？』
呆れられたと思っていた入間だったが、みんなの励ましにやる気が漲る。
「よし！4人で団結して、満点目指そう!!」
「『おおっ!!』」
「
「…は？」
みんなで意気込んでいたところ、新手が舞い込んできた。
彼はエリゴス・シネルといって、先日のアメリ乙女化事件の犯人である。アメリの監視下で生徒会に入っていたはずだが、彼には業務が重すぎたらしく、アメリが信用する師団で2年のいない師団…つまり魔具研に入団することになったらしい。
「て訳で何卒よしなに…」
「帰れ!!」
アリスとクララによって蹴られ叩かれるシネル。
「なヌ!?
『2人とも…仮にも先輩なんだからいじめたらダメだよ！』
Aが失礼なことを言うが…
「はっ！女神なり!!」
どうやらシネルに気に入られたらしい。
「貴殿もぜひとも性格改変を…！」
「させるかッ!!」
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リマ(プロフ) - 八つ橋さん» 幼少期編考えるの楽しかったです！夢主の兄との絡みもいつか書ければと思ってます！寒い日続きますね…八つ橋様も風邪をひかないようお気をつけ下さい！ (2023年2月23日 20時) (
レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、幼少の二人が可愛らしいかったです。全力で夢主ちゃんのお兄ちゃんが邪魔してそうだなぁと思いました。最近寒いのでお身体にお気をつけて下さい。 (2023年2月22日 22時) (レス) id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - 八つ橋さん» いつも読んでくださりありがとうございます！私がアズくんを書くと、中々素直になれなくて誰かしらの邪魔が入ってしまうという…笑 今後どうなるかお楽しみに…！ (2023年2月22日 20時) (レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
八つ橋 - こんばんは、素敵な夢小説に書いていただき誠にありがとうございます。アリス君やっと夢主ちゃんのことを誉められましたね。頑張ってと思いました。 (2023年2月21日 21時) (レス) @page45 id: ed846143d9 (このIDを非表示/違反報告)
リマ(プロフ) - 八つ橋さん» 見えづらい画像で申し訳ないですが、そう仰っていただけて嬉しいです！風邪ひかないよう気をつけます…！ (2023年2月16日 23時) (レス) id: 7b3f301f92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リマ | 作成日時：2023年1月28日 3時
