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会計を済ませ、窓際の席に座る。
コーヒーを一口飲んでホッと一息つく。
美嘉「私、正直言って、Aさんと翔くんの関係疑ってたんですよ。」
A「ぐっ…はい！？」
美嘉さんがいきなり口にした内容に思わずコーヒーを吹き出しそうになった。
美嘉「大丈夫ですか？」
そんな私を見ても至って冷静な美嘉さん。
いやいや、あんたのせいよ！
A「ごめんなさい、美嘉さんがいきなりおかしなこと言うから…」
美嘉「もしかして、図星ですか？？」
A「まさか！！違うよ！！翔とはただの幼馴染だし！！」
いきなり何？？！
さっきまでの天使のような微笑みはどこに行ったの！？
美嘉「やっぱりそうですよねえ。」
なんだかさっきまで可愛くカップケーキを選んでいた美嘉さんとは別人に見えて目を疑う。
A「そうだよ…。」
これは前から何度も言ってることじゃん。
美嘉「私、Aさんの存在を結婚式の当日知ったんです。」
どこか冷めた目で美嘉さんが話を始めた。
美嘉「結婚式の日、翔くんはずっと誰かを探している感じで、私がヴァージンロードを歩いてる時も、花道を通る時も、披露宴の時も。」
淡々と話しをする美嘉さんに漠然と聞くしかない私。
美嘉「だから私聞いたんです、翔くんに。
“誰か探してるの？”って。そしたら彼、“小さい頃からずっと一緒にいた幼馴染を探してるんだ。”って言ったんです。
そんな言い方あります？
仮にもその日の主役は私で、きっのその日の私は人生の中で1番綺麗なはずで、そんな私を見て欲しかった。」
それって…私のこと…。
美嘉「隣にいる花嫁なんて御構い無しに探してしまう幼馴染って、どんな人なのかなって、。
しかもそれが女だって聞いて、なおさら会ってみたくなったんです。」
A「………。」
美嘉「それで実際お会いしてみたら、とんでもなく綺麗な方で、しかも絶対翔くんに恋してる目をしていて、なんで翔くんはこんな人がずっと近くにいたのに私なんかを選んだんだろうって思いました。」
A「綺麗なんかじゃ…。」
美嘉「こんなこところで謙遜なんてしないでくださいよ。」
美嘉さんの鋭くなった目がグッとこっち貫く。
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nara(プロフ) - ニノンさん» ありがとうございます。私も大好きです。これからもよろしくお願いします！ (2017年1月17日 11時) (
レス) id: a353d06ba1 (このIDを非表示/違反報告)
ニノン(プロフ) - はじめまして♪♪♪嵐が好きなので、これからも更新楽しみにしています(о´∀`о) (2017年1月16日 18時) (レス) id: 2c366f3f54 (このIDを非表示/違反報告)
nara(プロフ) - みぃこさん» みぃこさんありがとうございます(;_;)とってもうれしいです(;_;)頑張って更新してくのでこちらこそこれからもよろしくお願いします(;_;) (2017年1月11日 16時) (レス) id: a353d06ba1 (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - はじめまして☆これからも更新楽しみにします(^^) (2017年1月11日 13時) (レス) id: 22f30ee0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nara | 作成日時：2017年1月8日 22時
