マフィア入ったけどまさかこんなにゆるっゆるだとは思ってなかった【文豪ストレイドッグス】 (ページ9)

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☆『私の予言は当たるんだよ？(太宰さん風)』ページ9

乱「Aが入社してくれたら楽しそうだね！待ってるよ」

多分、乱歩さんにはバレてるよね？

マフィアの事。ワンチャントリップもバレてる可能性あるけど。

福「またいつでも来ると良い。入社も大歓迎だ」

...好感度高くないか？？

『ありがとうございます！』

まあ、多分次に来るのは入社するときだけどね...。

乱「...A。大切なものを守り、助けたいなら君の記憶はしっかり書き残しておいたほうが良いよ。思い出せなくなってからじゃ遅いからね」

あ、これトリップまでバレてる説はあるな...。

『...わかりました。絶対に入社して見せるので、よろしくおねがいします！』

そうして私は家に帰って、残りの1日の休暇を過ごした。

残りの1日は、帰るときに乱歩さんに云われたことについて考えまくった。

きっと、大切なものっていうのは織田作や治、中也のこと。

守り、助けるっていうのは織田作を助け、且つ原作を正しく進めるってこと。

私の記憶っていうのは前にいた世界の記憶。つまり文ストの原作知識ってこと。

乱歩さんは、私の文ストに関する知識が消えるって事を教えてくれたんじゃないかな。

多分、書き残すってのは現段階で知ってる分のストーリーを細かく書いておけって事だと思う。

『乱歩さん、ありがとう！！気付いてなかったら救えなかった！』(大きい独り言)←

私は、今まで何回も何回も読んできた文ストの漫画、小説のストーリーをできるだけ細かく、丁寧に書き記した。

これから忘れていくんだろうけど、織田作を救って太宰さんを探偵社に入社するまでは此のノートは見る。

でも、そこから先は全部自分の力だけで解決してやる。

織田作を救う計画はもう出来てる。あとは、私が頑張ればいいだけ。

『頑張れ！私、頑張れ！』

-Aが帰った後の乱歩さん&社長-

福「乱歩、Aがどういう事をしている者なのか判ったのか？」

乱「うん！僕は世界一の名探偵だからね！...Aはポートマフィアだよ。お父さんって云ってたのは、ポートマフィア首領の事だと思うよ」

乱歩は真面目な表情で告げる。

福「！...ポートマフィアか。数年後に入社するのは本当なのだろうか」

乱「あれは本当だと思うよ。Aが何をするつもりなのかははっきりわからないけど、今のAに必要な助言はしたから大丈夫だよ」

A達が入社するまで、四年。(多分)←