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その一 ページ2

入学式から二週間が過ぎた、ある日のホームルーム
教室はとある話題で持ち切りである
生徒1「聞いたか!うちのクラスに転校生が来るらしいぞ」

生徒2「マジで!どんな子なんだろうなぁ」

高遠「...」

ガラガラとドアの開く音がして先生が入ってきた
先生「お前ら席に着けー、今日はうちのクラスに転校生が来ている」

生徒3「先生!どんな子なんですかー?」

先生「会った方が早いだろう、入ってこい」

足音とともに、一人の少女が入ってきた
A「初めまして、東条Aです。不束者ですが、これからよろしくお願いします。」

その少女は、長い黒髪にパッチリ二重の大きな目を持ち、高校生とは思えないほど大人びていた
先生「東条の席は、高遠の隣な」

高遠遥一の隣の席を指さしながら言った
東条Aは、「はい」と言って席に向かった

東条A「高遠さん、よろしくお願いしますね」
笑顔で話しかける東条A
高遠「うん、よろしく」
素っ気ない返事で返す高遠遥一

この出会いから全ての物語が始まった

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作者名:mimipyon0412 | 作成日時:2024年2月1日 16時

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