3話 ページ4
勝負と言っても何をするんだろう
剣術？鬼ごっこ？機能回復訓練？
｢俺と真剣で勝負しろ、まぁ、新入りに免じて木刀でもいいがな｣
剣術…
別にどっちでもいい
『わかった』
｢大包平、やめろ。Aとの練度差をお前はわかっているのか？｣
鶯丸？さんの声掛けも聞かずに本体を取りだし戦闘態勢に入った大包平さん
ちょっと…可哀想…？っていうのかな…？
でも、私だって舐めないで欲しい…
これでも折れたことの無い鬼狩りの刀、あの、栗花落カナヲ様の愛刀なんだから
｢いくぞ！｣
掛け声と共に大包平さんは掛かってきた
刀が長くて重いからか動きが遅い、カナヲ様をまるまる引き継いだ私にこんな速さはちっとも怖くない
こんなの、あいつー鬼舞辻無惨の方が強い
こんなの真剣で戦わなくても体術で勝てる
大包平さんの足をかけて転ばせた
｢！？｣
背中の上に乗り、腕をがっちりと握った
『…降参…する…？』
｢…クソっ｣
｢これは…！すごいな…！｣
流石に可哀想？だったから背中の上から退いた
『…あなたは凄かった…。でも、戦いは剣術だけじゃなくなる、体術も、色んなものが必要になる。だから少なくとも体術は出来るようになった方がいい。貴方の助けにも、仲間を助けることにも、繋がる…から』
こんなに話したのは初めてだ
それだけ自分が心を開けたのかな…？
でも、カナヲ様はもっと凄かった…。自分から関わりを持とうとしてた
だから、私もそうなりたい…
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ルーナ - カナヲの事を主とは呼んでないおもったです。主人公はカナヲの事を受け継がれている感じがよく書けていると思ったです。最後の台詞予想は今剣だと思ったです (11月3日 17時) (
レス) @page8 id: 64c26850b0 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 本当に面白いです！続きがめっちゃ気になります！頑張ってください！ (11月3日 9時) (レス) @page8 id: 0943923905 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きが気になりました(●´▽`●)更新楽しみにしてます(●´▽`●) (2021年10月6日 21時) (レス) id: ed2686deb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まつき | 作成日時：2021年8月14日 12時
