2人の優しさ ページ6
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廉は何も言わずに 走っていってしまった。
風邪ひかないといいけれど…
廉がくれた傘には沢山の雨粒がついていた。
短時間ではこんなに雨粒はつかないはず。
きっと廉は長い間外で待っていてくれたんだ…
でもなんで待っててくれたんだろう…
LINEでもしてくれればよかったのに。
店にお客さん少なかったから店に入れてたのに。
「廉ありがとう…」
傘に話しかけるかのようにそっと言い私は駅へ向かった。
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最寄りの駅について改札口を出ると 見たことのある人影
「紫耀…？ 」
紫耀は携帯をみていて私の声に気づかない様子
近くまで行って肩をトントンと叩くと 、はっとした表情をし
紫「遅いやん〜！」
「え、待ってたの？」
紫「22時過ぎて Aを一人で帰らすわけにはいかんやろ？」
紫耀は携帯をしまった。
紫「A。」
私の名前を呼ぶのと同時に私の手をとった。
「紫耀いいの？」
いつも 人前では手は繋がなかった。
紫耀はジャニーズだし、 外で一緒に歩く時は常に警戒していた。
けれど今日は違うみたい。
紫「ん。」
紫耀の手をそっと握ると
紫耀は ぎゅっと強く私の手を握った。
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ジャスミン - 紫耀君と廉君の奪い合いって、なんかドキドキしてきます(○´∀`○) (2016年10月24日 2時) (
レス) id: 2e62b54396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(?)未夢戸 。 | 作成日時：2016年10月18日 18時
