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13-2. ページ27

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紅野くんたちは開久の男の子と喧嘩して、すれ違っただけの無抵抗な男の子を攻撃して、その子の家に私を連れてきた。

帰りたい
助けて、相良くんっ…



「Aちゃん」



白いセーターに着替えた紅野くんが私の目の前で屈む。
他の3人は先に出たみたいで、部屋には私と紅野くんと…
家主である男の子は気を失っているようだった。



「さっき痛かった?ごめんね」



そう言って、紅野くんが少し赤くなった私の腕をとり、優しく撫でる。
その行動すらも怖くて、反射的に腕を引いた。



「そんなに拒絶しないでよ。俺はAちゃんと仲良くなりたいって思ってるのに」


『仲良く…?』


「Aちゃんのこと気になってるって言ったら信じる?」


『…私と会うの2回目ですよね?』


「一目惚れだったんだ」



そう言って、紅野くんが私の手を握る。
男の子にこんなに真っ直ぐに好意を伝えられるのは初めてで…
紅野くんの真剣な表情にどうしていいかわからず、視線をそらした。



「A、俺と付き合ってよ」



突然の告白に後ずって壁に頭を打った私を、紅野くんが「大丈夫?」って心配そうに頭を撫でる。
だけど、紅野くんには申し訳ないんだけど、こんな時でも思い浮かぶのは相良くんの顔ばかりで…



『私、好きな人が…


「返事急がないからさ。A、俺のこと全然知らないだろ?ちゃんと俺のこと知ってから、ゆっくり考えて…豊ちゃんたち待ってるし、そろそろ行こっか」



私の言葉を遮って立ち上がった紅野くんは相変わらず笑顔のままで、彼の後を追って私も部屋を後にした。



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14-1.過保護な相良くん→←13-1.紅野くん



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未亜(プロフ) - 青葉さん» 青葉さん、コメントありがとうございます!沢山のご指摘ありがとうございます。自分の中でもおかしいなと思った点については直させていただきました! (2019年8月12日 6時) (レス) id: 6167177232 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 - 物語一気に読んじゃいました。 沢山の直しを言ってしまいすみませんでした...。 (2019年8月9日 1時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 - 何度も続けてのコメントですみません...。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 16-2.のここの台詞 『…でも、相良くんは他にはいないです』 これ正しくは相良くんの他にはではないんでしょうか? (2019年8月9日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 - またまた続けてのコメントですみません。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 13-2のここの部分 突然の告白に後ずって壁に頭を打った私を、紅野くんが「大丈夫?」って心配そうに頭を撫でる。 これ正しくは後ずさってではないんでしょうか? (2019年8月9日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
青葉 - また続けてのコメントですみません...。 これ正しくは誤魔化すために買ってきたではないんでしょうか? (2019年8月9日 0時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未亜 | 作成日時:2019年1月6日 9時

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